東京音楽大学付属音楽教室は、卓越したピアノ指導者であった故井口愛子教授を室長として、1974年4月に創設されました。以後36年間にわたり、私たちは井口教授の教育方針を継承して、優れた若い音楽家を育ててまいりました。教授陣は東京音楽大学・付属高等学校に所属する第一級のスタッフで構成され、4歳から中学3年生までという幅広い生徒を対象として、充実した教育活動を展開しております。
子供たちは、並外れた感受性、たくましい模倣力や豊かな創造力に恵まれた存在です。本教室は、子供たちに技術や音楽の知識を習得させるにとどまらず、音楽を介して心の深い部分に豊かな滋養分を与え、子供の成長過程にとって大切な自由の感覚、自己表現への意欲を養うことを基本方針としております。レッスンは徹底したマン・ツー・マン・システムで行われ、生徒一人一人の適性を見きわめて、もっとも効果的な指導法により柔軟に対処する教育を実施しております。また、入室試験に際しては、私たちは「いま、どれだけ上手に弾けるか」よりも、「将来、どれだけ伸びるか」ということを、重視しております。
本教室の修了者のほとんどは、毎年、東京音楽大学付属高等学校に優秀な成績で進学しております。これは、技術教育に加えて、ソルフェージュによる音感教育や、音楽の理論や仕組みに関する教育を併せて実施し、総合的な音楽性を育てているからにほかなりません。
無限の可能性を秘めている子供、理解ある両親、熱心な教師、これらが三位一体となって、初めて優れた音楽家が誕生するのです。
独自のカリキュラムで徹底した能力別指導を行っている本教室に、一人でも多くのすばらしい子供たちが入室されることを願っております。 |
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