2020.07.10
コロナにより世界の価値観が大きく変わろうとしている中、技術の発展は留まることを知らず、情報化による進化の速度はますます上がるばかり。この時代にクラシック音楽や器楽の習得になんの意味があるのでしょう?
音楽は衣食住の足しにはなりませんが、はるか昔より存在、存続してきました。本能のままに動く動物や昆虫と人間の違う部分、それは心の余裕をもって美を愛する心。一方、演奏する私たちはいわゆる芸人であり、パトロンや聴衆の“施し”にて成り立っているという真逆の側面があります。
音楽の存在意義とは?私たちはなんのために生きていくのか?暗中模索の時代の中、皆さん自身で答えを探してください。そのための大学です。
東京フィルハーモニー交響楽団首席フルート奏者。東京藝術大学を首席で卒業後、文化庁海外派遣研修生として渡仏。パリ地方音楽院、エコール・ノルマルにて研鑽を積む。これまでにアンサンブルofトウキョウ、藝大フィルハーモニア管弦楽団、カメラータ・ザルツブルグ、チェコ・フィルハーモニー弦楽三重奏団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京フィルハーモニー交響楽団と共演。ソリストとして日本各地、ソウル(韓国)、マンチェスター(イギリス)、トロント(カナダ)、サンクトペテルブルク(ロシア)にて演奏。日本、フランスのコンクールにて、優勝および入賞多数。
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(広報課)
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