作曲において、芸術的であるか、商業的であるかは問題ではありません。本学で学ぶ作曲とは、マーケットに乗る音楽です。自分のための音楽でも、特定の人に向けた音楽でもなく、求められるのは多くの人をターゲットとしたエンターテイメント性の高い、人に訴える音楽。それを可能にするために、アカデミックな基礎と技術をしっかりと身につけながら、実践的に作曲の技術を習得してきます。そして、時代性をキャッチしながら、人に聴かせることを目的とする音楽を生み出せる幅広い人材を育成します。
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コンピューターだけで音楽を作れる時代になっても、そのベースとなる西洋音楽の歴史やアカデミックな知識はやはり必要不可欠です。歴史のある本学で西洋音楽の基礎をしっかり学びながら、同時に日進月歩のコンピューター技術を実践的に習得し、映画や放送など商業音楽の分野で即戦力となる能力を身につけられることが本学の最大の強みです。技術、学問、時代や情報をキャッチする編集能力、そして人々を魅力するプレゼンテーションや他者を理解するコミュニケーション能力まで。多角的かつ総合的に音楽と向き合います。そのような学びの姿勢によって、作曲家をはじめ、エンジニア、プロデューサーなど次世代の映像、音楽業界で活躍する幅広い人材を多数輩出しています。
卒業に必要な単位数(2020年度入学生)
専攻(コース) | 教養科目 | 外国語科目 | 必修科目 | 選択必修 | 選択科目 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
作曲指揮 / 映画・放送音楽 | 14 | 12 | 78 | 4 | 16 | 124 |
専攻(コース) | 作曲指揮 / 映画・放送音楽 |
---|---|
教養科目 | 14 |
外国語科目 | 12 |
必修科目 | 78 |
選択必修 | 4 |
選択科目 | 16 |
計 | 124 |
成績評価について
東京音楽大学では、2019年度入学生より、新しい成績評価制度(GPA制度)を導入しています。
2019年度生以降
点数 | 評語 | 判定 |
---|---|---|
90〜100点 | A+ | 合格 |
80〜89点 | A | 合格 |
70〜79点 | B | 合格 |
60〜69点 | C | 合格 |
59点以下 | F | 不合格 |
*学則第15条の2及び3により単位認定された授業科目の評価は「認」とする。
2018年度生以前
点数 | 評語 | 判定 |
---|---|---|
90〜100点 | 秀 | 合格 |
80〜89点 | 優 | 合格 |
70〜79点 | 良 | 合格 |
60〜69点 | 可 | 合格 |
59点以下 | 不可 | 不合格 |
GPA (Grade Point Average) 制度
(趣旨)
第1条 この要項は、東京音楽大学(以下「本学」という。)音楽学部における Grade Point Average(以下「GPA」という。)制度の運用について必要な事項を定める。
(GPAの定義)
第2条 GPAとは、履修した科目ごとの5段階評価を4から0までの点数 Grade Point(以下「GP」という。)に置き換えたうえで、履修した科目1単位あたりの成績平均値を求めたものをいう。
(GPA制度の目的)
第3条 学修の量(単位)と質(成績評価)を総合した成績制度を導入することによって、学習の到達度を明確にし、学生が自らの学習目標を設定しやすくするとともに、国際的な成績基準に対応することを目的とする。
(成績評価及びGPA)
第4条 成績評価及びGPは、表のとおりとする。
点数 | 評語 | 判定 | GP | |
---|---|---|---|---|
2019年度 入学生 以降 |
2018年度 入学生 以前 |
|||
90〜100点 | A+ | 秀 | 合格 | 4 |
80〜89点 | A | 優 | 合格 | 3 |
70〜79点 | B | 良 | 合格 | 2 |
60〜69点 | C | 可 | 合格 | 1 |
59点以下 | F | 不可 | 不合格 | 0 |
GPAの種類と算出方法
第5条 GPAは、「年度GPA」「累積GPA」に区分し、次の各号の定める方法により算出する。算出された数値の小数点第3位以下は切り捨てる。
1.当該年度のGPAの計算式
(全期間の「秀/A+」の単位数×4+「優/A」の単位数×3+「良/B」の単位数×2+「可/C」の単位数×1) / 当該年度の総履修登録単位数
2.累積GPAの計算式
(全期間の「秀/A+」の単位数×4+「優/A」の単位数×3+「良/B」の単位数×2+「可/C」の単位数×1) / 全期間の総履修登録単位数
GPA非対象科目
第6条 次の各号に挙げる授業科目はGPAの対象とはしない。
1.卒業要件に算入しない教職に関する科目
2.卒業要件に算入しない特別実技科目
3.成績評価が「認定/P」と付く科目
4.所定の期間に履修登録取り消し手続きをした科目
(GPAの通知)
第7条 各学期の成績通知においては、累積GPAを記載するものとする。
(GPA証明書)
第8条 本人の申請により、GPA証明書を発行する。
2前項に関して必要な事項は別に定める。
附則
この要項は、平成27年4月1日から実施し、平成27年度入学生から適用する。
ディプロマポリシー
商業音楽の分野で求められる広範囲な作編曲技術を獲得していること。音楽業界を取り巻く時代の変化に対応でき、様々な音楽シーンを作編曲家の立場でプロデュースできる能力を持つ人材であること。
カリキュラムポリシー
カリキュラムの目的
カリキュラムの構成
アドミッションポリシー
ポピュラー音楽を始め様々なジャンルの音楽について興味を持ち、かつ音楽に打ち込む真剣な姿勢や熱意を備えている人材を求めます。コードネームの理解と伴奏付けの能力、基本的な和声の知識を持ち、自作曲のデモ演奏または基本的なデモテープ制作ができることが必要です。
カリキュラムツリー