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ヴィオラ

人間の声に近い音域が魅力で、
独特の音色は唯一無二。

フランス語でアルトと呼ばれているように、人間の声に近い音域が魅力の楽器です。その歴史は、通奏低音から出発し、伴奏楽器として愛されてきましたが、ロマン派以降、ブラームスやシューマンなどがヴィオラのための楽曲を書き始め、ソロ楽器としても扱われるようになっていきました。その後、近現代になり、曲も演奏家も増えるにつれて、活躍の場はどんどん広がっています。ヴィオラにしか出せない独特な音色が、多くの演奏家を虜にしてきましたが、サイズが大きく、弓が重いにもかかわらず、分数楽器が日本にはほとんどないため、幼少期から演奏することが難しいのが現状です。そのため本学でもほとんどの学生がヴァイオリンから転向する形で学び始めます。

基礎から徹底的に学び、
正確な音程がとれる技術や感覚を習得。

ヴィオラを専門で学べる全国でも数少ない大学のひとつが本学です。形も装備も似たヴァイオリンから転向する学生がほとんどですが、サイズが大きく、弓や楽器自体の重さ、弦の張力や構え方が違うため、音を出す感覚が少し異なります。そのため、入学後はヴィオラの基礎的なテクニック、考え方を1からしっかりと学んでいきます。中でも重要なのが体のフォームや弓の持ち方、構え方で、それらを固めることで、正しい響きを出すための音程がとれる技術、音程感覚を習得していきます。中音域の楽器ではありますが、ほかの楽器にはないヴィオラ独特の高音域や低音域も出すことができるのが魅力。室内楽の授業では、ヴァイオリンやチェロなどほかの楽器とのアンサンブルで奏でながら、ヴィオラの独自の音の表現を目指します。

卒業に必要な単位数(2019年度入学生)

専攻(コース) 教養科目 外国語科目 必修科目 選択必修 選択科目
器楽(弦楽器)/ ヴィオラ 12 12 68 - 32 124
専攻(コース) 器楽(弦楽器)/ ヴィオラ
教養科目 12
外国語科目 12
必修科目 68
選択必修 -
選択科目 32
124
成績評価について
GPA制度について

ディプロマポリシー

大学の使命・目的の項で述べたように、アカデミズムと実学の精神を両立させることによって、個の確立、協調性、社会性、国際性を獲得し、広く社会に貢献することのできる人材を世に送り出します。

社会において音楽家として活動するためには、以下の3つの自立を果たすことが必要です。
・自ら演奏や作品を組み立てることができる。
・自ら音楽における教育の工夫ができる。
・自ら音楽活動をする場を作り出すことができる。

これらの自立を実現するためには、以下のことを修得する必要があります。

A.様式に則した演奏能力や創作能力を身に付けていること。
B.音楽の理論や歴史、体系を理解していること。
C.専門領域に留まらない教養を身に付け、演奏家、教育者を始め、様々な音楽分野で活躍できる力を持っていること。
D.複数の外国語の基本を身に付けていること。
E.社会における音楽の役割について考察し、活動できること。
F.上記の学習した事柄を総合して、専攻した音楽の分野を的確に表現できること。

以上の能力を身に付け、所定の単位を修得した者に対して、卒業を認定し、学士の学位を授与します。

学位授与の基準事項は次の通りです。


弦楽器独特の美しく豊かな響きを獲得していること。それぞれの感性と知識によって、楽曲の様式や作曲者の意図を捉え、どのように表現するかを判断できること。アンサンブルの基礎を修得していること。

カリキュラムツリー/ポリシー

個人レッスンを核とする専攻科目を中心に、専門基礎科目・専門共通科目で音楽的能力の基礎を固めるとともにその幅を拡げ、さらに、基礎教育科目で国際人としての広い教養を身に付けることにより、音楽を土台として現代社会の様々な局面に対応しうる人材を育成することを目標とします。
1.専攻科目: 質の高い専門教育を実施し、高度な能力を持つ音楽人を養成します。その実現にあたっては、全専攻での一流の教員による個人レッスンとともに、多くの専攻でアンサンブル教育の充実に力を入れています。
2.専門基礎科目: 音楽を専門的に学ぶための基礎を固めます。
3.専門共通科目: 専攻の枠を超えた音楽的素養を身に付け、その幅を拡げます。
4.基礎教育科目: 音楽家として、社会人としての豊かな教養を培います。
これらに加え、学生の興味・関心に合わせて、教職課程科目・特別実技科目などの多彩なプログラムも提供しています。また、成績優秀者には、大学が主催する各種演奏会への出演の機会が与えられます。さらに、海外の大学等と交流協定を結んでおり、選抜された学生には短期留学の機会が与えられます。

カリキュラム・ポリシーは次の通りです。

 

カリキュラムの目的

 

弦楽器独特の美しく豊かな響きを追求します。それぞれの感性と知識によって、楽曲の様式や作曲者の意図をとらえ、どのように表現するかを探求します。合奏等の授業において、「聴(みみ)」を育て、他と協調し、連帯感を培います。以上を通して、様々な音楽分野で活躍できる人材の育成を目指します。

 

カリキュラムの構成

  • 週1回の個人レッスンでは、個々の特性を生かしながら、楽曲理解、演奏技術を体系的に修得します。
  • 各学年においては、中間試験で基礎的技術を、定期実技試験で総合的な達成度を見ます。
  • 「管弦楽または合奏(オーケストラ)」と「室内楽」では、1、2年次は必修としてアンサンブルの基礎を修得し、3、4年次は選択として個々の目標に応じた履修が可能です。
  • 特に弦楽器室内楽を学びたい学生のために「弦楽アンサンブル」が開講されており、よりレベルの高い室内楽を学ぶことができます。
  • 国内外招聘音楽家による公開レッスン、公開講座等を数多く実施し、多面的に学ぶことができます。

アドミッションポリシー

東京音楽大学では、入学者が本学において実りある学びを円滑に行えるように、アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)を定めています。これは、本学を受験する皆さんに、入学前に身に付けておいていただきたい能力や姿勢を示す基本方針です。本学の入学試験や選抜方法には、アドミッション・ポリシーが反映されています。

・大学において専門的に音楽を学ぶにあたり、楽譜を読む力、音を聴く力、表現の基礎となるテクニック、様式を捉える力、楽典の知識が、一定のレベルに達していることが重要です。
・音楽の学習には外国語も必要です。
・専攻によっては、ピアノ演奏や新曲視唱、新曲視奏の基礎的な能力も必要です。

アドミッション・ポリシーは次の通りです。


弦楽器独特の美しく豊かな響きを追求し、様々な音楽分野での活躍を希望する人を求めます。各楽器において、基礎的な演奏技術と表現力を有していることが必要です。