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応用音楽教育

学生ひとりひとりの興味を尊重し、
音楽を中心に社会で活躍できる人材を育成。

音楽に関連した仕事に携わる人材の育成を目的に、音楽教育と音楽文化について学ぶことを軸にさまざまなカリキュラムを備えた専攻です。音楽について幅広く、そして、深く学ぶことができるだけでなく、自らが将来の可能性を見出し、広げるためのさまざまな科目が用意されています。例えば、多文化音楽教育概論では、世界各国の音楽教育を学ぶことで、より広い視野で日本の音楽教育と音楽文化を考えるきっかけとなり、多様な分野で活躍する方々が講師を務める社会人特別講座では、音楽に関係した仕事の実情を学ぶことができ、より高みをめざすためのキャリア形成の参考になります。4年間でさまざまな知識や実践力を得て、社会の中で自分の好きなことや自分自身が輝けることが何かを考えた結果、入学時の目的や目標が変わる学生もいます。卒業後は既存の職業に就くだけでなく、これまでにない仕事を自ら生み出していけるような実力をも備えるべく、あらゆる方面から学生をサポートいたします。

総合的、実践的に音楽を学び、
未来に無限の可能性を生み出す。

1年間で実技を3つまで学ぶことができるため、さまざまな分野で活躍できる基礎を身につけられます。個人レッスンでひとりひとりのペースに合わせた指導が行われるため、初めて触れる楽器でも安心です。卒業論文が必修で、4年間で見つけた自分の好きな分野や興味のある題材などを選んで、論文にまとめます。例えば、「グローバル化と高等学校音楽科教育」や「企業が実施するロビーコンサートの実態調査」、「音楽家にとってのセルフプロデュースの開発と教育〜ミスコンのウォーキング・プレゼン力・メンタルコントロールの方法論の応用〜」など、音楽教育専攻の学生の多様性を象徴するようなテーマが並びます。卒業後の進路としては、多くの学生が学校教員や音楽教室などの指導者、楽譜出版社などの音楽関連企業、自治体、公共文化事業団体を目指します。

卒業に必要な単位数(2019年度入学生)

専攻(コース) 教養科目 外国語科目 必修科目 選択必修 選択科目
音楽教育 / 応用音楽教育 12 12 46 30 24 124
専攻(コース) 音楽教育 / 応用音楽教育
教養科目 12
外国語科目 12
必修科目 46
選択必修 30
選択科目 24
124
成績評価について
GPA制度について

ディプロマポリシー

大学の使命・目的の項で述べたように、アカデミズムと実学の精神を両立させることによって、個の確立、協調性、社会性、国際性を獲得し、広く社会に貢献することのできる人材を世に送り出します。

社会において音楽家として活動するためには、以下の3つの自立を果たすことが必要です。
・自ら演奏や作品を組み立てることができる。
・自ら音楽における教育の工夫ができる。
・自ら音楽活動をする場を作り出すことができる。

これらの自立を実現するためには、以下のことを修得する必要があります。

A.様式に則した演奏能力や創作能力を身に付けていること。
B.音楽の理論や歴史、体系を理解していること。
C.専門領域に留まらない教養を身に付け、演奏家、教育者を始め、様々な音楽分野で活躍できる力を持っていること。
D.複数の外国語の基本を身に付けていること。
E.社会における音楽の役割について考察し、活動できること。
F.上記の学習した事柄を総合して、専攻した音楽の分野を的確に表現できること。

以上の能力を身に付け、所定の単位を修得した者に対して、卒業を認定し、学士の学位を授与します。

学位授与の基準事項は次の通りです。


音楽教育に関する知識と技術を修得していること。音楽と教育に関わる課題に自律的かつ協働的に取り組む能力を修得していること。社会において、音楽と関わる様々な場面で活躍できる応用力を身に付けていること。専門的職業人としての責任感を身に付けていること。

カリキュラムツリー/ポリシー

個人レッスンを核とする専攻科目を中心に、専門基礎科目・専門共通科目で音楽的能力の基礎を固めるとともにその幅を拡げ、さらに、基礎教育科目で国際人としての広い教養を身に付けることにより、音楽を土台として現代社会の様々な局面に対応しうる人材を育成することを目標とします。
1.専攻科目: 質の高い専門教育を実施し、高度な能力を持つ音楽人を養成します。その実現にあたっては、全専攻での一流の教員による個人レッスンとともに、多くの専攻でアンサンブル教育の充実に力を入れています。
2.専門基礎科目: 音楽を専門的に学ぶための基礎を固めます。
3.専門共通科目: 専攻の枠を超えた音楽的素養を身に付け、その幅を拡げます。
4.基礎教育科目: 音楽家として、社会人としての豊かな教養を培います。
これらに加え、学生の興味・関心に合わせて、教職課程科目・特別実技科目などの多彩なプログラムも提供しています。また、成績優秀者には、大学が主催する各種演奏会への出演の機会が与えられます。さらに、海外の大学等と交流協定を結んでおり、選抜された学生には短期留学の機会が与えられます。

カリキュラム・ポリシーは次の通りです。

カリキュラムの目的

  • 音楽教育や音楽文化についての専門的な学修を中心としながら、さらに実技科目をバランスよく学べることが特色です。
  • 社会一般に関する幅広い教養も身に付け、応用力と柔軟性を養います。
  • ゼミナールや卒業課題(卒業論文等)作成を通して、柔軟な思考力、文章表現力、調査力、問題解決能力を身に付けます。

上記を通して、学校教員のみならず、様々な音楽産業、研究活動、福祉等、今日の社会において必要とされている多様な分野で活躍できる人材を育成します。

 

カリキュラムの構成

  • 1年次は、現代社会における音楽に関わる多様なテーマを概観し、音楽をめぐる社会的な視野を広げることによって、各自が課題意識を持って取り組むための基礎的な力を修得します。
  • 2年次以降は、教育、福祉、音楽産業等に関する多様な専門科目を学びます。これらの科目は、それぞれの現場で活躍する高度な専門性を持った教員が担当することにより、社会のニーズに幅広く対応しています。また、少人数制の授業によって、卒業後の進路も見据えたきめ細やかな指導が行われます。
  • 全学年を通して、卒業後に社会人として活躍するために有効なキャリア教育科目を充実させています。コンピューターを用いた情報の収集、処理、発信とコミュニケーション能力(プレゼンテーション能力、ディスカッション能力を含む)の開発を重視しています。さらに、各界で活躍する社会人を講師として招聘し、音楽を通して働くことの意義、各職種の具体的内容、キャリアアップや就職の実際について講演を聴く機会が用意されています。
  • 実技は、4年間にわたって毎年3種類まで履修することができます。
  • 3年次からゼミナールが始まり、文献調査やフィールドワークの手法、プレゼンテーション資料の作成方法等を学びます。その上で各自の研究テーマを設定し、4年次における卒業課題の作成へと結びつけていきます。

アドミッションポリシー

東京音楽大学では、入学者が本学において実りある学びを円滑に行えるように、アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)を定めています。これは、本学を受験する皆さんに、入学前に身に付けておいていただきたい能力や姿勢を示す基本方針です。本学の入学試験や選抜方法には、アドミッション・ポリシーが反映されています。

・大学において専門的に音楽を学ぶにあたり、楽譜を読む力、音を聴く力、表現の基礎となるテクニック、様式を捉える力、楽典の知識が、一定のレベルに達していることが重要です。
・音楽の学習には外国語も必要です。
・専攻によっては、ピアノ演奏や新曲視唱、新曲視奏の基礎的な能力も必要です。

アドミッション・ポリシーは次の通りです。


音楽と人間との関わりや、音楽文化への興味があり、将来は音楽を通して社会に貢献したいという意欲を持つ人材を求めます。論理的思考力や豊かな発想力が必要であり、さらに高校までの教科全般の勉強から習得した基礎学力と、自分の意見や考えを言葉で表現する能力が必要です。