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サクソフォーン

機能的で演奏しやすい楽器だからこそ、
美しい音色、表現力が重要

管楽器における木管楽器と金管楽器の橋渡し的、中庸な音色を出すために、ベルギーのアドルフ・サックスによって1846 年に発明された楽器です。吹奏楽、オーケストラを構成する楽器の中では、最も新しい部類に入ります。人の声に近く、多彩な音を持つ反面、本当に美しい音色を作っていくことは難しいのですが、本学では基本的な奏法、美しい音色作りを大切にしながら、表現するための確かな技術力、表現力を重視した指導を行っています。中学、高校での部活動(吹奏楽)をきっかけに手にする人がほとんどで、やり始める年齢がピアノや弦楽器より遅い分、本学で修練を積むことで、実力が大きく伸び、才能が開花して夢をつかみ取っていく学生、卒業生はたくさんいます。

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演奏技術を極めた先にある、
聴く者の心を揺さぶる演奏を目指す

機能的にできているため、音を出しやすい楽器ですが、人に感動を与える演奏というのは、そこに素晴らしい表現力が加わってこそ。そのために本学が力を入れているのは、美しい音色、表現するための確かな技術力、表現力の 3 つ。まずは美しい音色で吹けるよう、基礎力を徹底的に鍛えます。音作りの基本のロングトーン、ビブラート練習等を繰り返し行うことから始まり、スケール、エチュード、楽曲と演奏に必要なことを段階的に学んでいきます。室内楽の授業では、ソプラノ、アルト、テナー、 バリトンに分かれ、サクソフォーン四重奏を編成。2か月に1 回程度のペースでコンサート形式の発表があり、そこで指摘された改善点を次回の発表までに修正しながら、演奏力の向上を目指します。またメンバーや担当するサクソフォー ンの種類をどんどん変えていくことで、ソプラノ、アルト、テナー、バリトン のすべてを経験。プロの演奏家になった時に、どの楽器でも最高のパフォーマ ンスができるようにと、将来を見据えた指導を行っています。

卒業に必要な単位数(2023年度入学生)

専攻(コース) 教養科目 外国語科目 必修科目 選択必修 選択科目
器楽(管打楽器)/ サクソフォーン 12 12 70 - 30 124
専攻(コース) 器楽(管打楽器)/ サクソフォーン
教養科目 12
外国語科目 12
必修科目 70
選択必修 -
選択科目 30
124
成績評価について
GPA制度について

ディプロマポリシー

高度な技術と豊かな表現力を獲得していること。専門の楽器に関する深い理解とともに、複数の楽器に関する幅広い知識を修得していること。合奏技術に習熟していること。

カリキュラムポリシー

カリキュラムの目的

  • 10種類の管楽器と打楽器において、高度な技術と豊かな表現力を獲得し、国際的に活躍できる実力を持った音楽家の育成を目指します。
  • 独奏能力だけではなく、合奏技術を高めます。
  • 演奏家、指導者に限らず管打楽器関係のあらゆる職種に必要となる、複数の楽器に関する幅広い知識を獲得します。

上記を通して、様々な音楽分野で活躍できる人材の育成を目指します。

   

カリキュラムの構成

  • 週1回の個人レッスンを通して、高度な技術と豊かな表現力を身に付けます。なお、打楽器は、鍵盤楽器と打楽器一般に分けて2人の教員が担当します。
  • 国内外招聘音楽家の公開レッスンや個人レッスンの実施により、多角的に学ぶ機会も準備されています。
  • 管楽器の特性として合奏技術の習熟が重要であり、「吹奏楽」「管弦楽または合奏」「室内楽」の授業を充実させています。発表の場としての演奏会は職業的実践の場も兼ねています。管打楽器を専攻する全学生は、希望すればこれらの合奏関連授業を受講できます。
  • 管打楽器学生は専攻楽器だけではなく、いわゆる持替楽器としての複数の楽器にも習熟しなければなりません。これらの持替楽器についても実技レッスンを受けることができ、「吹奏楽」「管弦楽」「室内楽」で実習できます。
  • 「管打指導法」では全管打楽器の幅広い知識修得と実践を行います。専門楽器の深い知識と組み合わせることにより、高い応用力を身に付けます。

アドミッションポリシー

楽器と打楽器において、高度な技術と豊かな表現力の獲得を目指し、様々な音楽分野での活躍を希望する人を求めます。各楽器において、基礎的な演奏技術と表現力を有していることが必要です。