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吹奏楽アカデミー専攻

楽器のエキスパートではなく、
吹奏楽のエキスパートを目指す。

日本の吹奏楽人口が右肩上がりで増え続ける中、吹奏楽について広く学び、知ることができる専攻が吹奏楽アカデミー専攻です。学校現場に浸透した身近な存在で、中学生や高校生でも合奏の喜びに触れられるのが吹奏楽。クラシック音楽が中心のオーケストラに対して、ポップスやジャズ、現代音楽など幅広いジャンルの音楽を扱いやすいのも特徴です。そんな背景を踏まえ、この専攻では、学生ひとりひとりが音楽を通じてなにができるかを考え、吹奏楽にまつわるさまざまなことを学んでいきます。

吹奏楽を通じて音楽の素晴らしさを
伝えられる、真の指導者を育成する。

豊かな人間性を含めた指導者としての教育を中心に、吹奏楽全般について幅広く学んでいきます。入学後2年間は、吹奏楽の歴史や理論を偏りなく学習。指導法を学ぶバンドディレクションでは、学生が指導する吹奏楽団に教員も参加し、指導者役の学生に対して演奏者の視点から指導するなど、教員一体型の学習システムも採用しています。3年次からは選択科目へ移行。例えば、マスコミ関係の仕事に就きたい場合は、吹奏楽ジャーナリズムの授業を選択するなど、希望する進路に合わせた学習内容を選ぶことができます。ワークショップでは地域の中学校などでの指導をはじめ、吹奏楽にまつわるさまざまな職業の実地に立ち会うことも。もちろん合奏の場も用意されています。4年間を通して、正しい吹奏楽の知識を持った指導者を育成。その資質を武器に、メディアや音楽関連企業、一般企業など、業種を問わず、社会で活躍できる人材を世の中に送り出すことを目指します。

卒業に必要な単位数(2019年度入学生)

専攻(コース) 教養科目 外国語科目 必修科目 選択必修 選択科目
吹奏楽アカデミー 12 12 66 24 10 124
専攻(コース) 吹奏楽アカデミー
教養科目 12
外国語科目 12
必修科目 66
選択必修 24
選択科目 10
124
成績評価について
GPA制度について

ディプロマポリシー

大学の使命・目的の項で述べたように、アカデミズムと実学の精神を両立させることによって、個の確立、協調性、社会性、国際性を獲得し、広く社会に貢献することのできる人材を世に送り出します。

社会において音楽家として活動するためには、以下の3つの自立を果たすことが必要です。
・自ら演奏や作品を組み立てることができる。
・自ら音楽における教育の工夫ができる。
・自ら音楽活動をする場を作り出すことができる。

これらの自立を実現するためには、以下のことを修得する必要があります。

A.様式に則した演奏能力や創作能力を身に付けていること。
B.音楽の理論や歴史、体系を理解していること。
C.専門領域に留まらない教養を身に付け、演奏家、教育者を始め、様々な音楽分野で活躍できる力を持っていること。
D.複数の外国語の基本を身に付けていること。
E.社会における音楽の役割について考察し、活動できること。
F.上記の学習した事柄を総合して、専攻した音楽の分野を的確に表現できること。

以上の能力を身に付け、所定の単位を修得した者に対して、卒業を認定し、学士の学位を授与します。

学位授与の基準事項は次の通りです。


吹奏楽についての知識と能力を持ち、演奏・指導・作編曲といった広範な能力を身につけ、更にそのなかでの高度な専門性を有すること。 集団行動においてのコミュニケーション能力・指導力を高め、広く社会に貢献できる資質を持つ人材であること。

カリキュラムツリー/ポリシー

個人レッスンを核とする専攻科目を中心に、専門基礎科目・専門共通科目で音楽的能力の基礎を固めるとともにその幅を拡げ、さらに、基礎教育科目で国際人としての広い教養を身に付けることにより、音楽を土台として現代社会の様々な局面に対応しうる人材を育成することを目標とします。
1.専攻科目: 質の高い専門教育を実施し、高度な能力を持つ音楽人を養成します。その実現にあたっては、全専攻での一流の教員による個人レッスンとともに、多くの専攻でアンサンブル教育の充実に力を入れています。
2.専門基礎科目: 音楽を専門的に学ぶための基礎を固めます。
3.専門共通科目: 専攻の枠を超えた音楽的素養を身に付け、その幅を拡げます。
4.基礎教育科目: 音楽家として、社会人としての豊かな教養を培います。
これらに加え、学生の興味・関心に合わせて、教職課程科目・特別実技科目などの多彩なプログラムも提供しています。また、成績優秀者には、大学が主催する各種演奏会への出演の機会が与えられます。さらに、海外の大学等と交流協定を結んでおり、選抜された学生には短期留学の機会が与えられます。

カリキュラム・ポリシーは次の通りです。

 

カリキュラムの目的

  • 総合的な音楽家としての能力の向上を図ります。
  • 指導者、教育者としての資質を身につけます。
  • 吹奏楽全般に関する基礎的な知識と能力を高めつつ、専門性を備えます。

カリキュラムの構成

  • 個人レッスンや合奏の授業を通して、豊かな音楽性を獲得します。
  • バンドディレクションの授業では、様々な指導法に触れつつ、自分でも実際にバンドを指導し、その方法論や計画性、コミュニケーション能力を身につけます。
  • 吹奏楽で用いられる全ての楽器に関する知識を身につけ、指導法や作編曲に結びつけます。
  • 段階的に設定された理論系の授業で学ぶことで、吹奏楽の作編曲の能力を修得します。
  • 選択科目によってマーチングやポップス、作曲など専門性の強い分野に関する知識と能力を、より深化させます。

アドミッションポリシー

東京音楽大学では、入学者が本学において実りある学びを円滑に行えるように、アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)を定めています。これは、本学を受験する皆さんに、入学前に身に付けておいていただきたい能力や姿勢を示す基本方針です。本学の入学試験や選抜方法には、アドミッション・ポリシーが反映されています。

・大学において専門的に音楽を学ぶにあたり、楽譜を読む力、音を聴く力、表現の基礎となるテクニック、様式を捉える力、楽典の知識が、一定のレベルに達していることが重要です。
・音楽の学習には外国語も必要です。
・専攻によっては、ピアノ演奏や新曲視唱、新曲視奏の基礎的な能力も必要です。

アドミッション・ポリシーは次の通りです。


吹奏楽を愛し、より深い知識習得の意欲があり、熱意を持って向き合い、他者との関わりを大事にし、社会へ発信していこうという意欲のある人材を求めます。 何らかの吹奏楽で用いられる楽器の基礎的な演奏技術を習得していることが必要です。