日本の吹奏楽人口が右肩上がりで増え続ける中、吹奏楽について広く学び、知ることができる専攻が吹奏楽アカデミー専攻です。学校現場に浸透した身近な存在で、中学生や高校生でも合奏の喜びに触れられるのが吹奏楽。クラシック音楽が中心のオーケストラに対して、ポップスやジャズ、現代音楽など幅広いジャンルの音楽を扱いやすいのも特徴です。そんな背景を踏まえ、この専攻では、学生ひとりひとりが音楽を通じてなにができるかを考え、吹奏楽にまつわるさまざまなことを学んでいきます。
≫指導教員のプロフィール&メッセージ
≫レッスン・授業・インタビュー・演奏会動画
吹奏楽アカデミー専攻が運営するSNS
▶ Twitter
▶ Instagram
▶ Facebook
豊かな人間性を含めた指導者としての教育を中心に、吹奏楽全般について幅広く学んでいきます。入学後2年間は、吹奏楽の歴史や理論を偏りなく学習。指導法を学ぶバンドディレクションでは、学生が指導する吹奏楽団に教員も参加し、指導者役の学生に対して演奏者の視点から指導するなど、教員一体型の学習システムも採用しています。3年次からは選択科目へ移行。例えば、マスコミ関係の仕事に就きたい場合は、吹奏楽ジャーナリズムの授業を選択するなど、希望する進路に合わせた学習内容を選ぶことができます。ワークショップでは地域の中学校などでの指導をはじめ、吹奏楽にまつわるさまざまな職業の実地に立ち会うことも。もちろん合奏の場も用意されています。4年間を通して、正しい吹奏楽の知識を持った指導者を育成。その資質を武器に、メディアや音楽関連企業、一般企業など、業種を問わず、社会で活躍できる人材を世の中に送り出すことを目指します。
卒業に必要な単位数(2023年度入学生)
専攻(コース) | 教養科目 | 外国語科目 | 必修科目 | 選択必修 | 選択科目 | 計 |
---|---|---|---|---|---|---|
吹奏楽アカデミー | 12 | 12 | 80 | 0 | 20 | 124 |
専攻(コース) | 吹奏楽アカデミー |
---|---|
教養科目 | 12 |
外国語科目 | 12 |
必修科目 | 80 |
選択必修 | 0 |
選択科目 | 20 |
計 | 124 |
成績評価について
東京音楽大学では、2019年度入学生より、新しい成績評価制度(GPA制度)を導入しています。
2019年度生以降
点数 | 評語 | 判定 |
---|---|---|
90〜100点 | A+ | 合格 |
80〜89点 | A | 合格 |
70〜79点 | B | 合格 |
60〜69点 | C | 合格 |
単位認定された科目及び 合格と認められた科目の評価 |
P | 合格 |
59点以下 | F | 不合格 |
評価外 | X | 不合格 |
*学則第15条の2及び3により単位認定された授業科目の評価は「認」とする。
2018年度生以前
点数 | 評語 | 判定 |
---|---|---|
90〜100点 | 秀 | 合格 |
80〜89点 | 優 | 合格 |
70〜79点 | 良 | 合格 |
60〜69点 | 可 | 合格 |
単位認定された科目及び 合格と認められた科目の評価 |
認 | 合格 |
59点以下 | 不可 | 不合格 |
評価外 | 外 | 不合格 |
GPA (Grade Point Average) 制度
(趣旨)
第1条 この要項は、東京音楽大学(以下「本学」という。)音楽学部における Grade Point Average(以下「GPA」という。)制度の運用について必要な事項を定める。
(GPAの定義)
第2条 GPAとは、履修した科目ごとの5段階評価を4から0までの点数 Grade Point(以下「GP」という。)に置き換えたうえで、履修した科目1単位あたりの成績平均値を求めたものをいう。
(GPA制度の目的)
第3条 学修の量(単位)と質(成績評価)を総合した成績制度を導入することによって、学習の到達度を明確にし、学生が自らの学習目標を設定しやすくするとともに、国際的な成績基準に対応することを目的とする。
(成績評価及びGPA)
第4条 成績評価及びGPは、表のとおりとする。
点数 | 評語 | 判定 | GP | |
---|---|---|---|---|
2019年度 入学生 以降 |
2018年度 入学生 以前 |
|||
90〜100点 | A+ | 秀 | 合格 | 4 |
80〜89点 | A | 優 | 合格 | 3 |
70〜79点 | B | 良 | 合格 | 2 |
60〜69点 | C | 可 | 合格 | 1 |
単位認定された科目及び 合格と認められた科目の評価 |
P | 認 | 合格 | - |
59点以下 | F | 不可 | 不合格 | 0 |
評価外 | X | 外 | 不合格 | 0 |
GPAの種類と算出方法
第5条 GPAは、「年度GPA」「累積GPA」に区分し、次の各号の定める方法により算出する。算出された数値の小数点第3位以下は切り捨てる。
1.当該年度のGPAの計算式
(全期間の「秀/A+」の単位数×4+「優/A」の単位数×3+「良/B」の単位数×2+「可/C」の単位数×1) / 当該年度の総履修登録単位数
2.累積GPAの計算式
(全期間の「秀/A+」の単位数×4+「優/A」の単位数×3+「良/B」の単位数×2+「可/C」の単位数×1) / 全期間の総履修登録単位数
GPA非対象科目
第6条 次の各号に挙げる授業科目はGPAの対象とはしない。
1.卒業要件に算入しない教職に関する科目
2.卒業要件に算入しない特別実技科目
3.成績評価が「認定/P」と付く科目
4.所定の期間に履修登録取り消し手続きをした科目
(GPAの通知)
第7条 各学期の成績通知においては、累積GPAを記載するものとする。
(GPA証明書)
第8条 本人の申請により、GPA証明書を発行する。
2前項に関して必要な事項は別に定める。
附則
この要項は、平成27年4月1日から実施し、平成27年度入学生から適用する。
ディプロマポリシー
吹奏楽についての知識と能力を持ち、演奏・指導・作編曲といった広範な能力を身につけ、更にそのなかでの高度な専門性を有すること。 集団行動においてのコミュニケーション能力・指導力を高め、広く社会に貢献できる資質を持つ人材であること。
カリキュラムポリシー
カリキュラムの目的
カリキュラムの構成
アドミッションポリシー
吹奏楽を愛し、より深い知識習得の意欲があり、熱意を持って向き合い、他者との関わりを大事にし、社会へ発信していこうという意欲のある人材を求めます。 何らかの吹奏楽で用いられる楽器の基礎的な演奏技術を習得していることが必要です。
カリキュラムツリー