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ファゴット

時代ごとに機能が進化
脇役だけでなく主役も演じられる楽器に

16世紀の中頃から使われ始めたと言われ、木管楽器の中では古い歴史を持つ楽器です。そこから現代に至るまで、もっと大きな音や高い音がほしいなど、さまざまな作曲家の希望や要望によって、楽器自体が改良を重ねてきました。その結果、かつて2オクターブ半だった音域が、今では3オクターブ半へと飛躍的に拡大。音程も格段に向上しています。それにより高音で演奏されるソロの曲が数多く書かれたり、また、フラッタータンギングや重音などの現代奏法も生まれ、より豊かな感情表現ができるようになったのです。オーケストラではほかの楽器を低音で支える脇役を長きにわたって演じてきましたが、今では主役としてスポットライトを浴びるようにもなり、演奏する喜びや楽しさがますます感じられる楽器になっています。

4年間で段階的にレベルアップ
基礎を徹底的に固め、プロの実力を習得

一般的に始める年齢が遅い楽器なので、入学時の段階では演奏で最も重要な左右の親指を使いきれない学生も多いのが現状です。そこで1年次、2年次ではエチュードに徹底的に取り組み、左右の親指を自在に使えるように基礎練習を積み重ねていきます。そして、3年次、4年次にはオーケストラスタディとして、オーケストラの楽曲の中でも難易度の高い箇所を抜き出し、集中的に練習を行います。ソリストのいない楽器のため、プロの演奏家を目指す学生にとって目標となるのはオーケストラへの入団です。そのため、少しでもプロの演奏力に近づけるよう実力よりもレベルの高い曲に積極的に取り組みます。また、年に1回、ファゴットだけで演奏会を開催。1年生から4年生まですべての学生と指導者が一緒に練習や演奏を行うことで、特に下級生にとっては学びが多く、大きく成長できる機会を設けています。

卒業に必要な単位数(2019年度入学生)

専攻(コース) 教養科目 外国語科目 必修科目 選択必修 選択科目
器楽(管打楽器)/ ファゴット 12 12 70 - 30 124
専攻(コース) 器楽(管打楽器)/ ファゴット
教養科目 12
外国語科目 12
必修科目 70
選択必修 -
選択科目 30
124
成績評価について
GPA制度について

ディプロマポリシー

高度な技術と豊かな表現力を獲得していること。専門の楽器に関する深い理解とともに、複数の楽器に関する幅広い知識を修得していること。合奏技術に習熟していること。

カリキュラムポリシー

カリキュラムの目的

  • 10種類の管楽器と打楽器において、高度な技術と豊かな表現力を獲得し、国際的に活躍できる実力を持った音楽家の育成を目指します。
  • 独奏能力だけではなく、合奏技術を高めます。
  • 演奏家、指導者に限らず管打楽器関係のあらゆる職種に必要となる、複数の楽器に関する幅広い知識を獲得します。

上記を通して、様々な音楽分野で活躍できる人材の育成を目指します。

   

カリキュラムの構成

  • 週1回の個人レッスンを通して、高度な技術と豊かな表現力を身に付けます。なお、打楽器は、鍵盤楽器と打楽器一般に分けて2人の教員が担当します。
  • 国内外招聘音楽家の公開レッスンや個人レッスンの実施により、多角的に学ぶ機会も準備されています。
  • 管楽器の特性として合奏技術の習熟が重要であり、「吹奏楽」「管弦楽または合奏」「室内楽」の授業を充実させています。発表の場としての演奏会は職業的実践の場も兼ねています。管打楽器を専攻する全学生は、希望すればこれらの合奏関連授業を受講できます。
  • 管打楽器学生は専攻楽器だけではなく、いわゆる持替楽器としての複数の楽器にも習熟しなければなりません。これらの持替楽器についても実技レッスンを受けることができ、「吹奏楽」「管弦楽」「室内楽」で実習できます。
  • 「管打指導法」では全管打楽器の幅広い知識修得と実践を行います。専門楽器の深い知識と組み合わせることにより、高い応用力を身に付けます。

アドミッションポリシー

管楽器と打楽器において、高度な技術と豊かな表現力の獲得を目指し、様々な音楽分野での活躍を希望する人を求めます。各楽器において、基礎的な演奏技術と表現力を有していることが必要です。

カリキュラムツリー