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概要

    沿革・目的

    東京音楽大学は、平成5(1993)年4月に、大学院音楽研究科修士課程を設置し、その目的を「広い視野に立って、音楽に関する精深な学術と技能を修得させ、音楽専攻分野における研究能力と高度の専門性を有する職業等に必要とされる能力を養い、その深奥をきわめて、文化の進展に寄与すること」と定め、以来、広く音楽界で活躍できる演奏家の育成と音楽教育者や音楽学研究者の養成に専心し、着々とその成果を上げてきています。平成14(2002)年及び平成25(2013)年に入学定員を増員するとともに、社会人及び外国人留学生の特別選抜制度を導入するなど、社会的要請も踏まえて優秀な学生を確保することとしています。
    さらに、グローバル化と知識基盤社会が進展する21世紀において、高度な研究能力とその基礎となる豊かな学識を持つ音楽家、音楽教育者、音楽教育学研究者及び音楽学研究者の果たす役割は極めて大きく、これらの人材の育成を目的とする「博士後期課程」を平成26(2014)年4月に新設し、魅力的な研究環境のもとで研究教育を進めています。
    また、2020年4月には、大学院音楽教育研究科修士課程音楽教育専攻を、「音楽文化研究専攻」と名称変更するとともに、同専攻に「多文化音楽研究領域」を新設しました。新たな研究領域を設置することにより、音楽教育専攻が今日まで進めてきた音楽に関する学際的な教育研究活動の成果に加え、多様性と国際性を重視した音楽文化に関する学術研究、教育を推進します。

    課程

    大学院音楽研究科は、区分制の博士課程制を取っており、前期2年の課程を「修士課程」、後期3年の課程を「博士後期課程」といいます。

    学位・資格

    修士課程を修了した者には「修士(音楽)」の学位を授与します。また、「高等学校及び中学校教諭一種免許状(音楽)」の取得者が、所定の単位を修得して修士課程を修了した場合は、「高等学校及び中学校教諭専修免許状(音楽)」を取得する資格を得ることができます。博士後期課程を修了した者には「博士(音楽)」「博士(音楽教育学)」又は「博士(音楽学)」の学位を授与します。