2020.07.17
私は20年以上オーケストラで演奏してきました。楽しいこと、辛いこと、また沢山の出会いがあり、別れもありました。さまざまな経験が自身の音楽の役に立ち、また人生を豊かにしてくれていると思います。
今、音楽家にとって非常に辛い状況が続いております。先日4カ月ぶりにオーケストラのコンサートがありましたが、演奏する喜びを感じ、この日を待ちわびたお客さまの嬉しそうな顔を見て、これも大切な経験だったのだと思えるようになりました。
人生何があるかわかりません。だからこそ今好きな音楽を精一杯できるよう、また素敵な人生を送れるよう、講師として少しでもお手伝いができればと思います。
1994年東京藝術大学音楽学部器楽科入学。1996年第65回日本音楽コンクール第2位・特別賞受賞、第13回日本管打楽器コンクール第2位受賞。1997年東京フィルハーモニー交響楽団入団。1998年東京藝大学音楽学部器楽科卒業。2000年~2001年アフィニス文化財団の奨学金を受けドイツ ハンブルグに留学、エリーゼ マイヤーコンクール第1位受賞。2004年東京フィルハーモニー交響楽団首席奏者就任。2016年より読売日本交響楽団首席奏者。
これまでにトランペットを野間裕史、北村源三、杉木峯夫、福田善亮、マティアス へフス に師事。ブラスヘキサゴン、東京トランペットカルテット、Brass Code12のメンバー。
(広報課)
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