2020.08.04
新型コロナウイルスや年々激しさを増していく気象災害など、世の中が不安定になっている今だからこそ、あらためて「命の尊さ」を感ぜずにはいられません。そんな中、音楽はいつの時代も人間の心の中にあり、生活に彩りを添え豊かにしてくれる、そして活力を与えてくれるもの、まさに「生きている」ということを実感させてくれるものだと思います。
演奏活動をはじめて30年余り、海外に本拠地を置き、さまざまなすばらしいアーティストと音楽経験を積んで参りましたが、その中で誓ってきたものを、学生の皆さんと分かち合い、それぞれの個性を大切にしながら、未来のアーティストとして成長されるお手伝いができたら、また、自分自身も学生と共に、終わりのない音楽探究の道を歩んでいけたらと思っております。
2011年フィルハーモニア管弦楽団のスペインツアー、2012年ヘンゲルブロック指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団の日本公演で共演、2014年には東京フィルハーモニー交響楽団100周年記念ワールドツアーのソリストを務め、高い評価を得た。2018年シーズンはデビュー30周年を迎え、各地でリサイタルツアーを成功させた。
また、才能教育研究会(スズキ・メソード)で学んだ経験を生かし、教育活動も行い、メニューイン国際コンクール、ロン=ティボー国際音楽コンクールなど国際コンクールの審査員も数多く務める。アスペン音楽祭、ルツェルン音楽祭、セイジ・オザワ松本フェスティバル、別府アルゲリッチ音楽祭への参加など、世界的な音楽祭にも出演を重ね、協奏曲、室内楽、リサイタルと幅広く活躍。CDは、RCAレッド・シールより多数リリース。水戸室内管弦楽団メンバー。
第3回出光音楽賞、平成10年度愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞。
使用楽器は、ストラディヴァリウス・ソサエティから貸与された1699年製ストラディヴァリウス「レディ・テナント」。
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(広報課)
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