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【新任教員紹介シリーズ Vol.7】竹澤 恭子先生(ヴァイオリン)

竹澤 恭子先生
(Kyoko Takezawa)
[ヴァイオリン/教授/2019年9月着任]

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メッセージ


 新型コロナウイルスや年々激しさを増していく気象災害など、世の中が不安定になっている今だからこそ、あらためて「命の尊さ」を感ぜずにはいられません。そんな中、音楽はいつの時代も人間の心の中にあり、生活に彩りを添え豊かにしてくれる、そして活力を与えてくれるもの、まさに「生きている」ということを実感させてくれるものだと思います。
 演奏活動をはじめて30年余り、海外に本拠地を置き、さまざまなすばらしいアーティストと音楽経験を積んで参りましたが、その中で誓ってきたものを、学生の皆さんと分かち合い、それぞれの個性を大切にしながら、未来のアーティストとして成長されるお手伝いができたら、また、自分自身も学生と共に、終わりのない音楽探究の道を歩んでいけたらと思っております。

 
 

プロフィール


 3歳からヴァイオリンをはじめ、桐朋女子高校音楽科在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、併せてレウカディア賞、黒柳賞を受賞。1986年第2回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで圧倒的な優勝を飾る。以来、“世界のKYOKO TAKEZAWA”として国際的スターダムを昇り続けている。
 これまで、ニューヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響、フィラデルフィア管、モントリオール響、ロンドン響、モスクワ放響、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、バンベルク響、バイエルン放響、リヨン管、フィンランド放響、ローマ・サンタ・チェチーリア管、ロイヤル・コンセルトヘボウ管など、世界の主要オーケストラと共演。指揮者では、クルト・マズア、ズービン・メータ、レナード・スラットキン、シャルル・デュトワ、リッカルド・シャイー、ケント・ナガノ、クリストフ・エッシェンバッハ、ヘルベルト・ブロムシュテット、小澤征爾らと共演している。

 

 2011年フィルハーモニア管弦楽団のスペインツアー、2012年ヘンゲルブロック指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団の日本公演で共演、2014年には東京フィルハーモニー交響楽団100周年記念ワールドツアーのソリストを務め、高い評価を得た。2018年シーズンはデビュー30周年を迎え、各地でリサイタルツアーを成功させた。
 また、才能教育研究会(スズキ・メソード)で学んだ経験を生かし、教育活動も行い、メニューイン国際コンクール、ロン=ティボー国際音楽コンクールなど国際コンクールの審査員も数多く務める。アスペン音楽祭、ルツェルン音楽祭、セイジ・オザワ松本フェスティバル、別府アルゲリッチ音楽祭への参加など、世界的な音楽祭にも出演を重ね、協奏曲、室内楽、リサイタルと幅広く活躍。CDは、RCAレッド・シールより多数リリース。水戸室内管弦楽団メンバー。
 第3回出光音楽賞、平成10年度愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞。
 使用楽器は、ストラディヴァリウス・ソサエティから貸与された1699年製ストラディヴァリウス「レディ・テナント」。

 
 

公式ホームページ&SNS

公式ホームページ:http://www.kyokotakezawa.com/
Facebook : Kyoko Takezawa
Instagram : okyovn

 
 

(広報課)