「心にさくらプロジェクト」で医療従事者の皆さまに演奏をお届けした本学学生が目黒区より表彰されました
2021年6月25日 目黒区役所
「心にさくらプロジェクト」は、目黒区と中目黒商店街連合会が協働し、新型コロナウイルスと最前線で戦う医療従事者の皆さまを、お弁当の無償提供で応援する取り組みです。本学は、プロジェクトの趣旨に賛同し、医療従事者と中目黒商店街連合会の皆さまに、福田麻子さん（大学院博士後期課程1年）のヴァイオリンと榎本詩帆さん（本学ピアノ伴奏研究員）のピアノ伴奏による演奏に、二人の応援メッセージを添えた動画をお届けしました。演奏によって医療従事者とそのご家族をはじめ、多くの人々の心に感動と安らぎをお届けすることができたことを称え、両名に青木英二目黒区長より感謝状が贈呈されました。
感謝状と記念品の目黒区特産ワインを贈呈し、青木英二区長より、「このプロジェクトは、マスコミにもたくさん取り上げていただきました。（東京音楽大学の皆さんに）ボランティアでご協力いただいて、花を添えていただいたことに区を代表してお礼を申し上げます」と感謝の意を述べられました。
「プロジェクトを立ち上げた皆さまの労力を思うと、代表して賞状をいただくのが本当に恐縮です。東京音楽大学と目黒区が一緒になって、世の中に対してなにかいいことができたなら本当に幸いに思います。これからも大学と積極的に関わっていただき、演奏する機会を学生にたくさん与えていただけましたらとてもありがたいです」と表彰された福田麻子さん。
伴奏者の榎本詩帆さんは、「医療従事者の方や一般の方と交流する機会がなかなかなく、社会の役に立つということを普段実感する機会が少ないので、『お弁当に添えて音楽を』と今回提案してくださったことがとてもうれしかったです。音楽ってとてもすてきだなと思っていただける機会がこれからも増えていけたらうれしいです」と答辞しました。
中目黒商店街連合会の皆さまの気持ちに乗せて、医療従事者の皆さまに励ましの演奏をお届けした今回のプロジェクトは、聴衆ばかりでなく、演奏者の心にも深い感動と安らぎを残すものとなりました。
（広報課）
