東京音楽大学国際青少年オーケストラ(IYO)の開校式が行われました

2022年1月23日に東京音楽大学国際青少年オーケストラ（以下、IYO）の開校式が、中目黒・代官山キャンパスC301教室で行われました。

式典は、受講生と保護者が集い、リック・オヴァトンIYOディレクター（指揮専攻准教授）の司会による終始和やかな雰囲気の中、新しい出発を祝うオープニングとなりました。

式典の冒頭で、鈴木勝利顧問(東京音楽大学（以下、TCM）の前理事長）が、歓迎の挨拶の中で、新オーケストラの開校を祝い、「若いうちにオーケストラを勉強して、音楽の真髄に迫ってください。将来、あらゆる道に進む、基礎的な能力を音楽で養ってください」と、若者たちの希望の未来に向けてエールを送りました。

続いて、スタッフの紹介が行われ、一人ひとりから、新しい仲間たちを迎えて希望に満ちた言葉が聞かれました。

新型コロナウイルス感染拡大のまだ見ぬ収束の中での開校となりましたが、この日、TCMに新たな歴史が刻まれました。

【歓迎の辞】
鈴木 勝利（東京音楽大学顧問　前理事長）
Katsutoshi Suzuki, the Former Chairman and Advisor to the Board

 
皆さんこんにちは。インターナショナルユースオーケストラへ入所、本当におめでとうございます。TCMは、世界でもっともオーケストラを大切にしている音楽大学。また、もっとも充実した学生のオーケストラ。それから、それに対する指導体制を持っている音楽大学。そこで皆さん方、若いうちにオーケストラを勉強して、音楽の真髄に迫ってください。
音楽の力というのは、演奏するだけではありません。音楽は人々を調和させ、世界の人々の団結、結びつきを強めます。その力は、オーケストラで特に強く発揮されると思います。オーケストラを若いうちに勉強することによって、将来、音楽家になるのもよし、弁護士になるのもよし、会社へ行って起業家になるのもよし。あらゆる道に進む、基礎的な能力を音楽で養ってください。
 

【Introduction of Staff　スタッフ ／ Administration　運営】
田代 俊文（IYO主任・指揮専攻教授）
Toshifumi Tashiro, chief – professor of TCM Conducting Dept.
 
リック・オヴァトン（IYOディレクター・指揮専攻准教授）
Rick Overton, director – associate professor of TCM Conducting Dept.
 
朴 賢娥（IYOコーディネーター・指揮専攻特別アドヴァイザー）
Hyunah Park, coordinator – special advisor of TCM Conducting Dept.
 
浅野　将己（IYOマネージャー・指揮専攻研究員）
Masaki Asano, manager　- researcher of TCM Conducting Dept.

【Faculty　開校式に参加の指導トレーナー】

園田 賀家
Kaya Sonoda, Flute
 

越取 浩一
Koichi Koshitori, Horn
 

リック・オヴァトン
Rick Overton, Trumpet
 

村瀬 秀美
Hidemi Murase, Percussion
 

藤本 茉里恵
Marie Fujimoto, Violin
 

朴 賢娥
Hyunah Park, Violoncello
 

マーク・トゥリアン
Mark Tourian, Contrabass

 
(広報課）