東京音楽大学指揮部会主催「ときフィル 第1回定期演奏会」について お詫びとご報告

本年3月6日に東京音楽大学100周年記念ホールで開催を予定しておりました指揮部会主催「ときフィル 第1回定期演奏会」に際し、開演間際に「公演中止」の判断が指揮部会によってなされました。このことにより公演実現のために協力をして下さった学生・生徒、関係者の皆さん、公演を心待ちにして下さっていたご家族、ご友人の皆さま、そして当日会場に足を運んで下さった皆さま、オンラインでの配信をお待ち下さっていた皆さまに多大なるご迷惑をおかけいたしました。心よりお詫び申し上げます。

　本公演中止の判断となりました「学生・生徒間の運営費徴収」に加え、後日指揮部会が中止理由といたしました「他大学・高校の学生・生徒、撮影等サポートスタッフの入構」は、東京音楽大学の指示による禁止事項ではなく、指揮部会独自の方針・慣習による禁止事項であり、このことが指揮専攻の学生たちに周知徹底されておりませんでした。このため、今回の混乱は指揮部会の判断ミスによる行き過ぎた決定・措置が原因であることは明白であり、また当日の皆さまへの中止説明も充分であったとは言えず、さらなるご不信を抱かれたことに対し、重ねて陳謝申し上げます。

　尚、3月15日に指揮部会主催で開催いたしました学生・生徒の皆さん、保護者の皆さまへの説明会で、指揮部会広上淳一教授よりお伝えしました通り、「1. 指揮部会主催での同じ出演者によるコンサートの実施」、「2. 準備段階で支払いが生じた印刷代、事務手数料などの指揮部会での支払い」につきましては、責任を持って学生・生徒の皆さんと話し合いを重ねながら遂行してまいります。また学生・生徒の皆さんへのメンタル面でのケアやさらなる説明にも力を尽くしてまいります。

　誠に勝手ではございますが、皆さまには今後も変わらぬご指導、ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。

2022年3月22日
東京音楽大学指揮部会