検索

よく検索される項目

令和4年度 東京音楽大学卒業式(ミュージック・リベラルアーツ専攻)が行われました

令和4年度東京音楽大学卒業式が2022年9月22日に中目黒・代官山キャンパスにて行われました。
 
この日に卒業したのは、ミュージック・リベラルアーツ専攻(ヴァイオリン)4年の鶴田唯さん。インターナショナルスクールを卒業して、セメスター制を採用する同専攻に4年前に入学。
 
「振り返ると、4年前に専攻初の9月入学生として入学して以来、今この時までの時間は瞬く間に過ぎていきました」と鶴田さん。
「ミュージック・リベラルアーツ専攻で、音楽を軸にさまざまな分野の知識や技能を、異なる文化や背景をもつクラスメイトたちと学ぶ中で、大切な宝物を得ました。それは、『仲間』です。出身や育った国や背景が異なるクラスメイトに囲まれて、自分と異なる視点や個性を自然に受け入れあうことを学び、自分の世界で唯一の音楽、音楽家としてのアイデンティティを見つけることができました。ミュージック・リベラルアーツ専攻での経験は、私にとってかけがえのない財産です。社会に出る今、すこしでも愛や勇気を届けられる“音楽人”となれるよう、失敗や困難を恐れずに挑戦し続けます」と熱い抱負を語る。
 
在学生代表として送辞を送ったのは、同専攻4年の川良愛実エスペランサさん。
「私たちは、それぞれ海外での生活体験や高校生までインターナショナル・スクールに通っていたという共通点があります。そういった背景が私たちを東京音楽大学のミュージック・リベラルアーツという場所に連れてきてくれました。英語能力を活かしながら音楽を学んだことは貴重な体験であり、私たちの強みになっていくと思います。先輩と出会い、共に音楽について語り合った時間や、演奏や学業で切磋琢磨したことはかけがえのない体験であり、先輩の音楽に対する情熱や、ひたむきな姿勢から多くのことを感じ、学ばせていただきました」と涙ぐむ。
 
祝辞を述べたのはミュージック・リベラルアーツ専攻指導教員でもある岡田敦子副学長。「この専攻を立ち上げた時の目標は、音楽・英語・教養という3つの分野を融合して学ぶことにより、単に音楽家を目指すというのではなく、さまざまなことを組み合わせ、あるいは分野を横断して、自分で新しい活動の可能性を切り拓いていける人材を育てることでした。ここでの学びや経験を活かして、これからの人生の航路をたくましく、そしてしなやかに進んでいくことを心から願っています」とエールを送った。
 
(広報課)
 
日時:令和4年9月22日(木)
場所:東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス

武石みどり学長代行告辞

丸山恵一郎理事長祝辞

岡田敦子副学長祝辞

在学生送辞:ミュージック・リベラルアーツ専攻(声楽)4年

川良愛実エスペランサさん

送別演奏:ミュージック・リベラルアーツ専攻(ピアノ演奏家コース)4年

伊澤拓未さん

鶴田唯さんによる卒業生答辞

恩師とともに