2022.09.28
専攻と同じくらいのめり込んで、楽しく勉強できた教職課程
教職課程では、実践的な学び、先生や先輩の経験から得る学びが多かったことが、最も役立っています。私が教員という進路を意識しはじめた時は、「子どもの変容を感じられる仕事って楽しそう」という憧れの気持ちをもっていただけでした。しかし、授業で聞く先生方の経験、模擬授業の実践、事例をもとに考える生徒との関わり、先輩方の教員採用試験に向けた取り組みの話を聞くうちに、教員になることへの覚悟や経験不足を痛感して、いつの間にか専攻と同じくらいのめり込んで勉強しました。きっと誰よりも楽しんでいたと思います。
教職特別演習では、同じ目標をもつ学生と教職課程の先生方という、実際のクラスのような環境で学んだことがとても印象に残っています。温かく私たちを鼓舞してくださった先生、先輩方が受験して得た感覚から作成された専門教養の資料、本番の空気を味わえる面接練習など、心構えから実践の場まで環境を整えてくださった先生方に深く感謝しています。
そして現場に出て、生徒たちに「このような経験をして進路を決めた」、「その中で失敗もした」、「本気で取り組んでとても楽しかった」ということを確かな経験と自信をもって話せることは、自分にとっても支えになります。積極的に飛び込んで、学び、楽しむことが学生の特権だと感じています。