東京音楽大学と藤田医科大学の包括連携協定締結式が4月4日に行われました

　本学と藤田医科大学（愛知県豊明市）は4月1日、社会貢献や教育研究などにおいて協力を推進するための包括連携協定を締結し、その締結式・記者会見を4月4日、中目黒・代官山キャンパスにて行いました。本学からは、4月1日に新学長に就任した野平一郎学長と武石みどり副学長、藤田医科大学からは湯澤由紀夫学長と岩田充永教授が壇上に上がり、協定締結に至った経緯や今後の展望などについて説明しました。
 

■　野平一郎東京音楽大学学長
　医学と音楽、一見遠いようにも見えて、実は大変近しい関係だとかねがね私は思っておりました。別の領域にある2つの大学がそれぞれの分野で探求してきた知を分かち合い、協力し合い、さらにそこから新しい領域を開拓することは、広い視野を持ってこれからの時代を切り開いていくひとつの重要なポイントであり、大学間の連携の新しいモデルとなることでしょう。2つの大学がクロスするところからはじまるこの提携が、融合していくことで新しい可能性が生まれ、より深い実質的な関係へと育っていくことを願っています。
 
■　湯澤由紀夫藤田医科大学学長
　地域住民向けに健康セミナーとコンサートのコラボレーションセミナーを定期的に開催します。それ以上に、健康寿命を延ばす取り組みに力を入れている本学の医療現場にも、これから音楽や芸術のもつ大きな力を積極的に、活かせるような連携を推進していきます。
 

　初回のコラボレーションセミナーは、4月16日（日）13時より、中目黒・代官山キャンパス TCMホールにて開催します。「健康診断の結果の見かた」について藤田医科大学の成瀬寛之教授が講演した後、本学学生渡邊紗蘭（学部1年）、竹内鴻史郎（付属高校3年）、中嶋美月（学部1年）、原田佳也（付属高校3年）による弦楽四重奏を予定しています。ぜひご来場ください（入場無料、要予約）。詳細はこちら。