2023.06.02
東京音楽大学では、来春2024年度から、音楽に加えてICTを専門的に学べるミュージックビジネス・テクノロジー専攻(MBT)を新設します。
東京音楽大学は今日まで、音楽の教育・研究成果を確実に積み上げてきました。
これに加えて、ICT分野の充実を図り、音楽とICTの両面に精通した人材の育成、ならびに音楽とICTを連結した先端的な芸術やビジネスの研究・発信を行い、今日の文化と社会の発展に貢献していきます。
さらに、「音楽×デジタル」の視点から、従来の産業構造の枠組みを越えた新たな活動を発想する起業家精神に満ちた人々をも輩出してまいります。
▼ 卒業後に予想される進路
音楽関連企業・団体(マネジメントなどの音楽関連ビジネス)/音楽制作/コンサートホール/各種文化施設/各種メディア/各種情報通信(プログラマー、システム管理運営者、WEBプログラマー、WEBデザイナー、ゲーム制作者など)/ICT関連企業/ゲーム制作会社/一般企業(IT技術に優れた一般就職者)etc.
○ 「音楽」について
入学試験では実技試験がないため、高校までに専門的な学習経験がなくても、入学してから楽典や曲づくりなどを基礎から学ぶことができます。
コンピューターを用いてのサウンドテクニック、レコーディングテクニック、楽曲制作などを段階的に学んでいきます。
(専門科目以外の音楽科目として、西洋音楽のほかに民族音楽や邦楽なども含まれ、音楽大学ならではの豊富な授業が準備されています)
○ 「ICT」について
1年次からシステマティックに教育を行なうカリキュラムが組まれ、さまざまなICT技術を体験するだけでなく、プログラミングや基本情報技術者などの資格が取得できるレベルまで学ぶことができます。
○ 卒業時には
「卒業制作」としてそれまでに学んだ「音楽」と「ICT」を活用し、DAWによる作品制作、イベント企画、ゲーム制作、アプリケーション制作、WEB制作、企業内ネットワークの企画などを行います。
教員でも思いつかないような未知の分野への斬り込みが大いに期待されます。
試験科目等詳細は≫入試案内(学部)のページより募集要項をご確認ください。
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