埼玉県の北本市文化センターにおいて、学生が出演する恒例のコンサートが、2023年度もはじまりました。本来は、ホールの「ロビー」で開催されるコンサートですが、コロナ禍に引き続き「ホールステージ」での開催となりました。
今回のテーマは「弦楽四重奏」ではありましたが、プログラムには弦楽四重奏だけではなく、ヴァイオリンとヴィオラの二重奏、2つのヴァイオリンとヴィオラという珍しい組み合わせの三重奏も組み込まれていました。
1stヴァイオリンとMCは大学院修士2年の塚本禎さん。2ndは学部4年の遠井彩花さん、ヴィオラは学部3年日下部心さん、チェロは学部3年増田健一さん。
作曲者の創作時のエピソードと、楽器の特色の紹介を合わせた軽快な解説が、予定より多くご来場いただいた150名程のお客様の心を、オーストリアやチェコ、アメリカへ連れていってくれました。
楽しいひと時が、次回7月21日の「ピアノジョイントコンサート」の申し込みにもつながったようです。
第47回の開催でしたが、今まで多くの演奏の機会をいただいてきました。毎回ご来場いただいている方々は、家族のように暖かい眼差しで応援してくださっておりました。
北本市の皆さまの音楽文化への関心の高さにも感動いたしました。
(社会連携課)