東京音楽大学 令和5年9月卒業式が行われました

2023年9月30日、東京音楽大学令和5年9月卒業式が行われ、3名の学生の華やかな門出を祝いました。

 
日　時：令和5年9月30日（土）
場　所：東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス
 

卒業生を代表して答辞を述べたのは、川良愛実エスペランサさん（ミュージック・リベラルアーツ専攻）。
「ミュージック・リベラルアーツ専攻は、皆明るく、優しく、前向きで、夢と希望を持っている人たちが多く、とても個性豊かな専攻でした。多くの友達を得て、共によく遊び、励んだ時間は楽しく、有意義で、贅沢な時間が過ごせました。卒業に際して喜びを覚える一方で、友人達との別れに、寂しさを感じずにはいられません。ここでの経験は、私にとってかけがえのない財産です」と涙ぐむ。
「今、インターナショナルスクールで英語や数学を教えています。毎日新しいことを学び、さまざまな経験を得て、失敗や困難を恐れずに挑戦し続けます。これから先にも、家族や先生方にご助力を請うことがあるかと思いますが、その時は暖かく見守ってください。」子どもたちに英語を教えるという新しい夢ができたそうです。

野平一郎学長から、
「皆さんが在籍された期間は、コロナウイルスにより多くの活動が制限され、芸術、そして音楽の分野も多大な被害を被りました。そんな困難な時代を乗り越えた皆さんにはぜひ、本学でのさまざまな体験を生かして、ご自身の目標に向かって、さらに前進され、海外をも含めて皆さんの取り巻く環境をさらに大きく豊かにされることを、心より願っています。」と力強いエールが贈られました。

また、在学生を代表して、ミュージック・リベラルアーツ専攻4年の大久保舞咲さんが送辞を贈りました。
「一緒に過ごした4年間を振り返れば、共に音楽について語りあった時間、一緒に演奏した時間、そしてくだらない話をした帰り道全てが私にとってかけがえのない宝物のような時間でした。私たちが入学した年はコロナウイルスが猛威をふるい、入学式も前期の授業もすべてオンラインで受講しました。友達と会うこともできない、家での退屈な毎日に専攻の明るい先輩たちが希望の光をくれました。不安で不安で仕方なかった時にいつも優しく学校のことや、授業のことを教えてくださいました。この4年間は皆さんとの思い出でいっぱいです！」

希望を胸に、それぞれの目指す道へ羽ばたく皆さん。心からお祝い申し上げます。

 
（広報課）