~ソプラノとカウンターテナーで聴く歌劇の名曲~
2024年7月17日(水)12時から、豊島区庁舎1階としまセンタースクエアにて、「第225回庁舎ランチタイムコンサート~ソプラノとカウンターテナーで聴く歌劇の名曲~」が開催された。
出演は、大学院修士2年の桑田夏音さん(ソプラノ)、学部3年の古御堂寛さん(カウンターテナー)、大学院研究生の大庭愛さん(ピアノ)。今回も定員200名がほぼ埋まる盛況だった。
オープニングはディズニーの人気ミュージカル『アラジン』から「ホール・ニュー・ワールド」を英語でデュオ。カウンターテナーを聴くのが初めての人もきっといただろう。次いで古御堂さんのソロでヘンデル「オンブラ・マイ・フ」と、ロッシーニのパターソング(早口の滑稽な歌)「踊り」。オッフェンバックの歌劇『ホフマン物語』よりのロマンティックな舟歌のデュオを挟んで、桑田さんのソロでグノー『ロメオとジュリエット』より「私は夢に生きたい」と超難曲のモーツァルト『魔笛』から「夜の女王のアリア」。桑田さんは超高音のコロラトゥーラを見事に歌い切り、大喝采を浴びた。
最後はおなじみのヴェルディ『椿姫』の「乾杯の歌」のデュオでオペラの華やかさを演出。
そしてアンコールには、どこか懐かしい武満徹が詞も書いた名歌曲、「小さな空」の日本語デュオでしみじみと幕を閉じた。
(社会連携課)