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インドネシア国立芸術大学スラカルタ校と教育研究連携に関する学術協定を締結しました

インドネシア国立芸術大学スラカルタ校
(Institut Seni Indonesia Surakaruta)
との教育研究連携に関する学術協定覚書の調印式

 
 

 8月28日、インドネシア国立芸術大学スラカルタ校(Institut Seni Indonesia Surakaruta)において、本学と同大学との教育研究連携に関する学術協定覚書(Memorandum of Understanding for Educational Cooperation between Tokyo College of Music (TCM) Japan and Institut Seni Indonesia (ISI) Surakarta の調印式が行われました。

 

 調印式には、インドネシア国立芸術大学スラカルタ校からは、Guntur学長、Sunardi副学長、 Sukema副学長ほか各学科長が、本学からは野島稔学長の名代として加藤富美子付属民族音楽研究所長、崎谷菜穂子国際交流センター事務長、ガムランの木村佳代講師、樋口なみ講師が参加しました。協定は、学生の交流、教員ならびに研究者の交流、視聴覚資料や学術書に関する研究交流、共同研究、演奏会やセミナーの共同開催、そのほか人的・物的資源の相互活用など、密接に協力、連携し、芸術文化の振興に寄与することを目的としています。

 

 本学と同大学の教育研究協力は、すでにこれまで長期間にわたり、付属民族音楽研究所の企画による夏期ガムラン研修、研究員の留学、教員の学術研究などが行われてきました。本学と同大学との教 育研究連携に関する協定書が締結されたことにより、一層の教育研究協力が期待されます。

 

 その一つとして、2020年3月には、本学が採択された文化庁の大学における文化芸術推進事業「日本とアジアの伝統音楽・芸能のためのアートマネジメント人材育成」の「日本とアジアの音楽の出会い」公演に、インドネシア国立芸術大学スラカルタ校より舞踊家、演奏家を招聘する予定です。またGuntur学長から強く要請された学術研究を発信する場の提供として、付属民族音楽研究所紀要への投稿についても今後検討していく予定です。

 
 

(文責:加藤富美子)