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NEW!「Tokyo Cantat 第9回若い指揮者のための合唱指揮コンクール」で卒業生の神足 有紀さんが第2位を受賞しました

一般社団法人音楽樹主催、東京音楽大学特別協力により「Tokyo Cantat 第9回若い指揮者のための合唱指揮コンクール」の本選が4月29日にTCMホールで開催され、本学大学院声楽専攻独唱研究領域を修了した神足 有紀さんが第2位に入賞しました。
 
本コンクールは日本の合唱を担う未来の指導者育成を目指してTokyo Cantatの一環として開催されるもので、現在、合唱指揮者を目指す若きアーティストたちの登竜門として知られています。
本選審査はこれまでTokyo Cantatに招聘される海外の指揮者により行われてきましたが、今回、日本人として初めて本学の広上 淳一教授が審査員として参加しました。
 
神足さんは併せて「初見課題賞」も受賞し、極めて高い評価を受けました。在学中から合唱指揮者を目指し、研鑽を積んできた神足さんの今後のご活躍に期待したいと思います。
 
 

  • ©渡辺 力

 
 

神足 有紀さんからのメッセージ
「Tokyo Cantat 第9回若い指揮者のための合唱指揮コンクール」本選に出場し、第2位併せて初見課題賞を受賞いたしました。
課題曲はルネサンス作品4曲、ロマン派から6曲の全10曲、珠玉の名曲ぞろいです。一人で楽譜と向き合い、頭の中で音楽を鳴らし続けたその先で、曲の特徴や魅力を初対面の合唱団に短時間でどう伝え表現するのかを考える作業は、ことのほか孤独で難しく苦しいものでした。コンクール2週間前には、一人で抱えきれない疑問を、音楽学の村田 千尋先生にご相談し、温かいご助言を頂戴いたしました。
いざ本番、合唱団は大変懐深く私を受け止めて下さり、緊張の中でも人と音楽を作り上げる喜びをかみしめる時間となりました。
また、広上 淳一先生はじめとする先生方、職員の皆様のご尽力の下、今回初めてコンクール会場が東京音楽大学TCMホールとなり、合唱界に東京音楽大学が注目される機会となりましたこと、卒業生として大変嬉しく心より感謝を申し上げます。

 
 
本選審査員:
広上 淳一(日本)
エルヴィン・オルトナー/ Erwin ORTNER(オーストリア)
カスパルス・プトニンシュ/ Kaspars PUTNIŅŠ(ラトビア)

 
 
主催:一般社団法人音楽樹
特別協力:東京音楽大学(合唱指揮コンクール、セミナー)