東京音楽大学ピアノ演奏家コースを首席で卒業し、同大学大学院を首席で修了。在学中、日本音楽コンクール第3位入賞。ローム・ミュージックファンデーション奨学生としてワイマール“フランツ・リスト”音楽大学で学び、文化庁新進芸術家在外研修員としてベルリン芸術大学Konzertexamen課程に学び「国家演奏家資格」を取得。シューベルト国際ピアノコンクール(ドイツ・ドルトムント)優勝、スクリャービン国際ピアノコンクール優勝、マルサラ市国際ピアノコンクール最高位、ジュリアーノ・ペカール賞国際ピアノコンクール最高位、アリシア・デ・ラローチャ国際ピアノコンクール第2位、サンマリノ共和国国際ピアノコンクール第3位他、数多くの国際コンクールで輝かしい成績を収める。ダルムシュタット、ベルン、ハノーファーの「ショパン協会」主催リサイタル、ミュンヘン・ガスタイク主催『Winners&Masters』シリーズでのリサイタルなどヨーロッパ各地でのリサイタルやオーケストラとのコンサート、国際音楽祭に出演し、西ドイツ新聞(WAZ)にて「黄金の手を持つピアニスト」と評される。
日本では『ラ・フォル・ジュルネ音楽祭“熱狂の日”』、『東京・春・音楽祭』、トッパンホール『ピアニスツ』シリーズなどに出演。オーケストラとの共演も多く、ベルリン交響楽団(Berliner Symphoniker)、ベルリン・ホーエンフェルス交響楽団、ドルトムント管弦楽団、イエナフィルハーモニー管弦楽団、ホフ交響楽団、グロッセート交響楽団、ルーマニア国立バカウ交響楽団、広島交響楽団、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、東京音楽大学オーケストラ、カレッジオペラハウス管弦楽団、岡山フィルハーモニック管弦楽団他と共演。ドイツでファーストアルバム「First Prize Winner 」を収録し、その録音はドイツ新聞紙上で絶賛されドイツ、オーストリアのラジオ局で度々放送されている。日本でも「さすらい人幻想曲」、「火の鳥〜バレエトランスクリプションス」、「Bach,Beethoven & Brahms」他、多くのCD録音を残している。
岡山芸術文化賞グランプリ、マルセン文化賞受賞。
現在、東京音楽大学教授。