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器楽専攻弦楽器 在学生受験体験記~愛をこめて

受験を考えた時期、悩んだこと、がんばったことetc…受験を乗り越えた弦楽器の先輩たちからの、愛のこもったメッセージをどうぞ。

すてきな音楽と人との出会い

■ 乾夏菜/ヴァイオリン3年

(東京都立総合芸術高等学校卒業)
 

私が東京音大を受験しようと決めたのは、高3の時に今の専攻の先生と出会ったからです。
秋のオープンキャンパスで、荒井英治先生の公開レッスンを見学しました。実はその少し前に、高校のオーケストラの授業で荒井先生が特別講師として指導をしてくださっていました。音楽の秘密を解き明かしていく授業に魅了され、この先生に教わりたい!と強く感じました。
東京音大で学んでいて思うことは、とにかく先生方がすばらしいということです。専攻レッスンはもちろん、室内楽、弦楽アンサンブル、オーケストラ、そして教職などの授業を通じてたくさんの先生方から指導を受けることができます。すべてが今の自分の力になっています。
私はこの頃、音楽を学んでいく上で一番大切なのは人間性ではないかと感じています。先生方のお人柄はもちろん、東京音大で一緒に学ぶ学生たちは皆協調性があり礼儀正しい。皆さんにも東京音大ですてきな音楽と人との出会いがあることを願っています。

体調管理に気をつけて!

■ 辰野美月/チェロ3年

(千葉県立千葉女子高等学校卒業)
 

私は、この大学に師事したい先生がいらっしゃったので受験を決めました。
今では、オーケストラやカルテットの授業などでほかの先生方にも指導していただきとても勉強になっています。
一般高校からの受験だったので、高校の勉強と楽典やソルフェージュの勉強を両立することが大変でした。一般高校の方は特に、はやめに楽典などを勉強することをお勧めします!
また、一番気をつけなければいけないと思うことは、体調管理です。私は1月末頃に、インフルエンザにかかって、何日か練習ができない日が続いてしまったので、受験生の皆さんは体調管理にくれぐれも気をつけてください!応援しています♪

健康で元気に受験できますよう

■ 鈴木未夢/コントラバス3年

 

お恥ずかしい話ですが、私は高校3年の夏にぎっくり腰、冬に足の捻挫をしてしまい、受験の年に思うように楽器の練習ができませんでした。受験が近づいて焦って休まず長い時間練習をしてしまったり、疲れが出ていても無理をしてしまったりするかもしれませんが、皆さんお体を大切にしてください。健康で元気に受験ができますよう心から応援しております。

悔いを残さずに受験を終える

■ 中元茉莉/ヴァイオリン2年

(東京音楽大学付属高等学校卒業)
 

私が受験の経験をとおして学んだことは、試験前の準備の大切さです。実技試験に向けての練習や曲の作り込みはもちろん、楽典の勉強や聴音や新曲視唱、副科ピアノの練習など、すべての科目においてしっかりと準備をした上で受験に臨むことで、悔いを残さずに受験を終えることができると思います。
受験は大変なものではありますが、それを乗り越えた先にすてきな学生生活が待っています。オーケストラやアンサンブルなどをさまざまな楽器の仲間たちと楽しむことができるのは、音楽大学ならではのよい経験だと思います。皆さんが東京音楽大学ですばらしい経験が積めることを心から願っております。