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2022.09.28

教職課程 管弦楽・吹奏楽を履修した卒業生からのメッセージ

教職課程 管弦楽・吹奏楽を履修した卒業生からのメッセージを紹介します。

山本 孝さん
[千葉県立八街高等学校]
(作曲「芸術音楽コース」 2018年大学卒業)

 


得られるものがとても多い教職課程吹奏楽の授業

 
私は学生の時に教職課程吹奏楽の授業を履修し、ホルンを担当しました。日々の授業の中で楽器や合奏の指導法を学ぶことができたことは今仕事にも生かされています。指揮の先生だけでなく、各楽器に先生がいらっしゃり、指導を受けることができるという恵まれた環境でした。
この授業は学生の中から役員を選び、運営を行っています。私は吹奏楽でインスペクターとして運営に携わり、ほかの役員の学生と協力して運営を行っていくのはとてもいい経験になりました。特に、夏の合宿、秋学期の終わりに行う演奏会に向けての準備は、非常に熱を込めて取り組みました。他専攻の学生と共に過ごせたことも魅力でした。
私自身、指導の傍ら現在も社会人のアマチュアバンドでホルンを続けています。2年間、専攻以外の楽器に取り組むというのは決して楽なことではありませんが、その分得られるものも多く、とてもいい経験になる授業だと思います。

卯木 奈津美さん
[三芳町立三芳東中学校教諭]
(声楽 2017年大学卒業)

 


生徒たちに音楽のすばらしさを伝える

 
埼玉県の教員として働きはじめて6年目になります。部活動は、吹奏楽部の主顧問として生徒たちを指導しており、埼玉県吹奏楽コンクール西部地区大会Bの部で銀賞1回、銅賞1回の受賞歴があります。指導の際に、子どもたちと練習や本番で一緒に吹いて教えることを心がけています。そのことにより、生徒たちとのコミュニケーションを深く取ることができ、信頼関係が育成できます。
東京音楽大学声楽専攻に在籍し、教職課程管弦楽・吹奏楽(以下、教職オケ・ブラス)を3年間履修しました。先生方にクラリネット、ファゴット、コントラバスの奏法を中心に詳しく指導していただいた時の経験が、今とても役に立っています。
部活動はもちろん、鑑賞の授業でも、生徒たちの前で楽曲の中心となる旋律の一部を楽器で生演奏をしています。そのことで、生徒たちに音楽を身近に感じさせています。これも、教職オケ・ブラスで、さまざまな経験ができたおかげです。私の教員生活において、教職オケ・ブラスの経験はあらゆる部分で役立っていると言っても過言ではありません。
今後も、教職オケ・ブラスで学んだこと、さらに、東京音大で学んだことを糧に、生徒たちに音楽のすばらしさを伝えていきます。