検索

よく検索される項目

代官山 夏の音楽祭 フェットドラミュージック2019に出演


代官山 夏の音楽祭
フェットドラミュージック2019に出演
~そうだTCMに行こう~

 

2019年6月29日(土)

 
 

「Fête de la Musique(音楽の祭典)」は1982年にフランスで生まれ、現在は世界約120ヶ国以上で夏至の6月21日に開催される。この音楽祭の趣旨は、入場無料でだれでも聞けること/演奏者はプロ・アマを問わないことだ。

 

『フェットドラミュージックDAIKANYAMA』はこの音楽祭の代官山での展開。日本でなら週末の6月29日に開催するのが妥当だろう。今回は主催の代官山商店会からの呼び掛けに、ACT Projectエリアコンサートチームが≪東京音楽大学 そうだTCMに行こう≫という企画でこれに応じた。

 

午前の部は大学に併設されているDEAN & DELUCAカフェが会場。このカフェは近隣にお住まいの方や学外の方にも広く開放されており、ステージにもなる小上がりが設えてある。

 

この日は~時代を超えて楽しむサックスカルテット~と題し、サクソフォーンカルテットがディズニー映画『美女と野獣』より「美女と野獣」や、『アラジン』より「ア・ホール・ニュー・ワールド」、一青窈の「ハナミズキ」や「ルパン三世のテーマ」、ゴダイゴの「銀河鉄道999」などを演奏。また、ヴィヴァルディ作曲『四季』より「春」のjazzアレンジVerも披露し、子どもから大人まで親しみのあるナンバーを演奏した。

 

カフェは普段以上に幅広い年代の来店者で賑わい、カフェの食事やドリンクを嗜みながら演奏を楽しんだ。

 

午後の部は会場を2階の学生レストラン(土曜日は休業)に移し~弦楽カルテットで聞きたいあの名曲~と題した演奏だった。「弦楽カルテット」は高尚かつ難解というイメージが強いが、まず「サウンド・オブ・ミュージック」のナンバーから始まった。個人的で恐縮だが、お気に入りの曲の一つだ。そして「チャルダッシュ」「アイネクライネナハトムジーク」とクラシックながらポピュラーな曲が続き、最後はパンチの効いた「情熱大陸」で締めた。

 

来場者は、子ども連れのお母さんからご高齢の方までさまざま。また学生レストランには在学生や付属高校生がいて、心地よい音楽に体を揺らしていた。聴き方も人それぞれ、自由でいい。何より日常の中で味わえる生の音楽がいい。是非、これからも続けていけたらと強く思った。

 

なおこの音楽祭では代官山だけで1日におよそ20の会場で50ほどのプログラムが開催された。ACT Project以外に、別会場では大学の「Amie saxophone quartetto」が、付属高校からはトロンボーンカルテットが参加した。

 


▲ サクソフォーンカルテット / カフェ DEAN & DELUCA

 

▲ 弦楽カルテット / 学生レストラン

 

▲ トロンボーンカルテット / ザ・コノエ代官山

 

▲ Amie saxophone quartetto / ザ・コノエ代官山
※写真は演奏者より提供

 
 

(広報課)

参考ページ