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佐川和冴さん(大学院研究生)が「第21回東京音楽コンクールピアノ部門」にて第1位、「第4回 Shigeru Kawai 国際ピアノコンクール」にて第2位および聴衆賞を受賞しました

佐川和冴さん(大学院研究生)が第21回東京音楽コンクールピアノ部門にて第1位、第4回 Shigeru Kawai 国際ピアノコンクールにて第2位(日本人最高位)および聴衆賞を受賞しました。
 

佐川和冴さん
2021年大学卒業 2023年大学院修士課程器楽専攻鍵盤楽器領域(ピアノ)修了

 
ご受賞、誠におめでとうございます。
 
 
 

■ 受賞の心境
 

東京音楽コンクールの前に、Shigeru Kawai 国際ピアノコンクールのファイナルで、2台ピアノでの協奏曲にて第2位を受賞したことで、すごく自信になりました。東京音楽コンクールの2次予選を無事通過し、本選ではいよいよオケとのコンチェルト、しかも東京文化会館大ホールという2300人入るホールで演奏できるとあって、気合いが入りました。
 
まずプログラムを考える際、これまでに勉強してきた曲にじっくり取り組んだことによって自信をもって臨むことができたということと、今年から新たに高田匡隆先生からも指導を受けたことで、曲に対しての新しい解釈によって自分の音楽が広がったこと、成長を実感できていることへのモチベーションの高まり、そこへ運も味方して受賞につながったのだと思います。
 

でも自分の努力よりも、やはり石井克典先生、高田先生の両先生からできる限りのサポートをいただけたこと、周りの応援が一番のエネルギーになりました。
 

石井先生には、中学生の時から習い、僕の性格をすべてわかった上で、それに合わせたご指導をいただいています。曲作りの細かいところ、本番前は、TCMホールで音楽づくりのアドヴァイスなど、本当にたくさんのことを教えていただいています。
「君がうまく弾けば、みんなが幸せになれる」と何年か前に石井先生からかけていただいたこの言葉がずっと僕の心にあって、これにどれほど励まされてきたことか…。僕にとってはコンクールも演奏会も同じで、すべての本番においていい演奏がしたい!はじめての方に僕の演奏を聴いていただきたい!これが何よりです。来年秋から留学を計画しているのですが、これからもいい演奏を続けたいです!
 

東京音大のすばらしい練習環境とすばらしい先生方、先輩後輩の垣根が低く仲のよい環境にとにかく感謝です!

 

(広報課)