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「バルトーク国際コンクール ヴァイオリン部門」にて、関 朋岳さん(2023年アーティストディプロマコース卒業 )が第2位を受賞しました

9月9日、ハンガリーのブダペストにてファイナルが行われた「バルトーク国際コンクール ヴァイオリン部門」にて、関 朋岳さん(2023年アーティストディプロマコース卒業)が第2位を受賞しました。

 
ご受賞、誠におめでとうございます。

 
 

■ 関 朋岳さんより受賞コメント

 

今回第2位および2つの特別賞をいただけたこと、大変光栄です。
私は何度か国際コンクールに挑戦してきましたが、いつもよくてセミファイナル止まりでした。初めてファイナルラウンドに進み、初めて入賞できたこと、すてきな会場ですばらしいオーケストラ・指揮者と共演できたことは本当に嬉しいです。
「バルトーク」と名のつくコンクールに参加するにあたり、彼の生涯、音楽やリズムや記譜の特徴、ハンガリー語のアクセントなど、さまざまなことを研究してから挑みました。そのかいあってバルトークのラプソディ第1番、ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第1番はとくに多くの方からお褒めの言葉をいただきました。バルトークが過ごした地で彼の曲を演奏し、評価していただけたことは大きな喜びです。そして彼の曲がより好きになりましたし、日本でも彼の作品を多くの方に聴いていただきたいという使命感も生まれました。
ハンガリーには東京音大の先輩や同級生など含め、多くの日本人の方が留学していらっしゃいます。 今回全ラウンドを通して私の演奏を心から応援してくださり、毎回会場に足を運んでくださった方がたくさんいました。私が東京音大に通っていた時の仲のよい同級生もいて、その方を含め多くの方に支え励ましていただきながらの受賞であったことは特にお伝えしたいです。
ハンガリーでは来年またオーケストラとの共演機会があります。また訪れることを楽しみにしています。コンクール期間中はバルトークの住んでいた家に行く時間がなかったので、次は時間を見つけて行けたらと思います。
応援ありがとうございました!