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2024.03.01

野平一郎学長が日本芸術院会員に就任されました

野平一郎学長が、令和6年3月1日付けで文部科学大臣の発令により、日本芸術院会員に就任されました【第三部(音楽・演劇・舞踊)第十五分科(洋楽)】。
 
【推薦理由】
野平一郎氏は我が国屈指の作曲家であり、ピアニスト、指揮者、教育者、プロデューサー等としても優れた活動を行う万能の芸術家である。多分野でリーダーシップを発揮し、芸術文化の発展に多大な貢献をしており、その功績は国内外で高く評価されている。これからの我が国の芸術文化界を引っ張って行く人物として、まさに日本芸術院会員に相応しい方である。(令和6年2月22日報道発表より)

 

野平一郎学長よりコメント

この度、日本芸術院の洋楽部門の会員に推挙され、任命されることとなりました。思いがけないことですが、大変光栄に感じております。これまでの歴代の会員のお名前を拝見すると身が引き締まる思いです。微力ではありますが、精一杯努めさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
野平一郎

 

【略歴】
昭和28年5月5日 東京都生まれ 70歳
平成2年 東京藝術大学音楽学部助教授(同14年まで、同21年准教授、同22年教授、令和3年名誉教授)
平成17年 静岡音楽館AOI芸術監督(現在まで)
令和元年 仙台国際コンクール(ピアノ部門)審査委員(同4年審査員長、現在まで)
令和3年 東京音楽大学教授(同5年学長、現在まで)
令和3年 モナコ・ピエール皇太子財団音楽評議員(現在まで)
令和3年 東京文化会館音楽監督(現在まで)
 
【賞歴】
平成8年 尾高賞(後1回)
平成16年 サントリー音楽賞
平成17年 芸術選奨文部科学大臣賞
平成24年 紫綬褒章
令和元年 日本芸術院賞
令和4年 ENEOS音楽賞 洋楽部門本賞
 
 

日本芸術院について(日本芸術院ホームページより)

日本芸術院は、芸術上の功績顕著な芸術家を優遇するための栄誉機関です。また、芸術の発達に寄与する活動を行うとともに、芸術に関する重要事項を審議し、これを文部科学大臣又は文化庁長官に意見を述べることができるとされています。
明治40年6月に文部省美術展覧会(文展)を開催するために設けられた美術審査委員会を母体とし、大正8年9月に「帝国美術院」として創設されました。
その後、昭和12年6月に美術のほかに文芸、音楽、演劇、舞踊の分野を加え「帝国芸術院」に改組されるなどの拡充を経て、昭和22年12月に「日本芸術院」と名称を変更し、今日に至っています。
日本芸術院は、院長1名と会員120名以内で構成されています。院長は、芸術に関し卓越した識見を有する者について、会員の選挙によって選ばれ、文部科学大臣により任命されます。会員は、芸術上の功績顕著な芸術家について、会員からなる部会の推薦(部会における選挙)と総会の承認によって選ばれ、文部科学大臣により任命されます。