器楽専攻(クラシックギター)2017年大学卒業
「第35回青山音楽賞」青山賞を受賞
「青山賞」受賞の報せを受けた時はとても大きな驚きでした。関西出身で京都の堀川音楽高校に通っていた者として、この音楽賞はある意味身近で、そして遠くあこがれの賞でした。ヨーロッパで研鑽を積んでまいりましたが、近年のイタリア、チリでのコンクールに続き、日本でも演奏を評価していただけたことは大きなよろこびで、大変光栄に感じています。
私が高校時代に師事した藤井敬吾先生が1995年に受賞されて以来、長らくこの賞においてギターが受賞対象となる機会はありませんでした。近年、国内の音楽大学やコンサートホールにおいてギターが取り上げられる場面は少しずつ増え、クラシック音楽におけるこの楽器の存在感も、着実に広がりつつあるように感じています。一方で、演奏機会や市場規模、専門的に学ぶ学生の数という点では、他の楽器に比べてまだ少ないというのも事実です。
だからこそ私は、いわゆる「ギターコンクール」という枠を越えた場所で、この楽器の魅力に触れていただく機会を少しでも作りたいと考えてまいりました。したがって今回、久方ぶりにギターによる企画をこの音楽賞において評価していただけたことは、私にとって受賞そのものと同じほど大きな意味をもつ出来事でした。
日頃から支えてくださる皆さまに改めて、心から御礼申し上げます。今後も日々研鑽を続けながら、日本でも精力的に活動していきたいと考えておりますので、引き続き暖かいご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。
(荘村清志先生、江間常夫先生に師事)
(総務広報課)