「インドネシア・ジャワの宮廷音楽
ガムランを演奏しよう」
2020年2月9日
2月9日、目黒区教育委員会と本学の連携講座「インドネシア・ジャワの宮廷音楽ガムランを演奏しよう」が開催されました。講座には定員を上回る多くの方々より応募があり、当日は、抽選で選ばれた30名程度の幅広い層の参加者が集いました。
ガムランとは、インドネシアに古くから伝わる合奏音楽です。青銅製の打楽器や太鼓を中心としたガムラン音楽は、アジアの神秘のオーケストラといわれます。
講座では、主に宮廷音楽として発達し、様々な儀式や祭典で演奏されてきたジャワのガムランの歴史や、青銅打楽器を中心に太鼓や木琴など約15種類ある楽器について学んだあと、実際に楽器に触れて演奏しました。
参加者のみなさんは、ガムラン音楽を聴いたことがある方やインドネシア・ジャワに行ったことがある方など様々な経験をお持ちでしたが、ガムランに触れる・演奏することは初めてとのことで、初めは緊張した面持ちでしたが、全員で演奏の練習が始まると笑顔で楽しそうに楽器に触れる姿が見られました。
2時間の講座のなかで、儀式曲「モンガンMonggang」、小曲「スウェ・オラ・ジャム Swe ora jamu」の2曲を演奏しました。
2曲目の「スウェ・オラ・ジャムSwe ora jamu」は、ジャワの童謡で、演奏パートだけでなく歌唱パートも加わり、参加者による合奏と合唱のハーモニーが響きました。
東京音楽大学付属民族音楽研究所では、ガムラン講座をはじめとした民族音楽に関連する様々な講座を開講しております。
(研究支援室)
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