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民族音楽等 社会人特別講座 受講生 修了発表会

民族音楽等社会人特別講座受講生
修了発表会

 

2020年2月27日
中目黒・代官山キャンパスTCMホール

 
 

 2月27日、東京音楽大学、大学院、付属民族音楽研究所主催、「令和元年度民族音楽等社会人特別講座」を受講した社会人による修了発表会が中目黒・代官山キャンパスTCMホールで行われました。指導教員が目の前で審査する修了試験も兼ねての発表会とあって、社会人受講生のみなさんはいつも以上に真剣なまなざしで演奏をしました。

 

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、無観客の中での開催となりましたが、TCMホールにはじめて民族楽器の音色が響きわたりました。「学生は勉強するのが本分なのでいくら練習しても許されますが、社会人となると、そうはいきません。みなさん、さまざまな困難を乗り越えて習いに来てくれて、本当に頭が下がります。辛抱づよく練習して、それぞれのスタイルの“大人”の勉強ができました」。と3名のチェンバロの受講生を指導した坂由理講師。自身にとっても社会人のみなさんから教えられることの多い1年だったと振りかえりました。

 

 

 チェンバロにつづき、4名の受講生によるニ胡演奏です。連綿とした柔らかい二胡の音にピアノ伴奏が合わさり、どこかノスタルジックな音色がホールに響き渡りました。

 

 演奏終了後、指導教員と主催の民族音楽研究所の講師陣が登壇し、加藤富美子所長より審査結果が発表されました。

 

 「全員合格です。おめでとうございます。この講座を受講する社会人のみなさんは、まだ1年目の方から5年間通い続けている方までいらっしゃいます。曲選びのために付属図書館をフル活用して楽譜を調べて今日のために準備をしてきたと聞いています。みなさんそれぞれご自身の成果を出せたのではないでしょうか。本学が昨年、中目黒・代官山に新しいキャンパスを開校して、このTCMホールで今日はじめて民族楽器の演奏が行われました。TCMホールができた時から、民族音楽がここで鳴り響くのを楽しみにしていました。みなさんにとって、生涯大きな思い出となったのではないでしょうか。これからもこのホールから発信する、幅広い世界の音楽をたくさんの方々に楽しんでいただきたいと思います」(加藤所長)

 


▲付属民族音楽研究所加藤富美子所長から一人ひとり修了証書を受け取る受講生

 

 本学付属民族音楽研究所では、社会人向けにさまざまな講座を開講しています。邦楽、古楽、民族楽器の個人レッスン(含アンサンブル)で実技を学びながら、並行して、理論的知識を習得できる講義も通年受講していただきます。音楽大学ならではの学びで本当の音楽の楽しさを味わってみませんか?

 

詳しくは≫民族音楽研究所ホームページをご覧ください。

 
 

●民族音楽等 社会人特別講座 受講生 修了発表会
 (2020/2/27)
 

 
 

(広報課)