~弦楽四重奏~
2020年2月18日 目黒区議会議場
令和2年第1回目黒区議会定例会が2月18日にスタートした。その本議会に先立ち「議場コンサート」が本学学生の演奏により行われた。聴衆は議場、傍聴席合わせ、ゆうに100名を越えたという。
「このコンサートは、本会議場の改修が終わったこと、昨年東京音楽大学の中目黒・代官山キャンパスが開校したことが経緯となって開催の運びとなりました」と議長のあいさつでの説明があった。
演奏はヴァイオリン:奥山羽衣・志村瑠南、ヴィオラ:高山栞、チェロ:山口奏(すべて4年生)による弦楽四重奏。
まずは『アイネ・クライネ・ナハトムジーク』。さわやかなモーツァルトの響きが議場を包んだ。続いてヴォルフの『イタリア風セレナード』。こちらは打って変って、艶っぽく情緒あふれる曲。2曲でちょうど30分、議場に拍手が続いた。最初は緊張気味の学生もいたが(なにしろ議場で演奏するのは初めてだろう)、終演にはすっかり緊張も解け、前方の議員の方々、後方の議会事務局・区の行政の方々に笑顔で応えた。
最後に傍聴席に「もし興味がおありでしたら、30分後にはじまる本議会も見学なさってください」とのアナウンスがあった。
「近くで、遠いような・・・」という点は、クラシック音楽も政治と似ている。このようなコンサートがきっかけとなり、区民に親しみを感じていただければという思いが胸をよぎった。
(広報課)
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