2023.06.19
2023年度より、音楽に親しみ、技量を高め、あらたな自分を見つめる機会として、東京音楽大学において「社会人の学びの場」を始めます。
音楽大学卒業生のためのリカレント、DTM(Desk Top Music)、一般社会人対象の音楽教養講座を複数回にわたって開催し、本学の教育研究の成果をより広く社会に提供してゆきます。
皆さまからのお申込みを心よりお待ちしております。
社会人の方
東京音楽大学 中目黒・代官山キャンパス
◆A-1<実技>ガレージバンドで作曲を!
9月16日(土)13:30~15:00
9月30日(土)13:30~15:00
10月7日(土)13:30~15:00
受講料:全3回 14,850円(税込)
講師:土屋 真仁
申込締切:8月28日(月)
♪ 世の中に溢れている音楽の多くは、「打ち込み」で作られた音楽です。生楽器による演奏・録音ももちろん重要なことですが、現在、打ち込みで作る音楽のために、様々な方法が模索されています。
この講座では、Apple社のiPhone、iPadなどにプリインストールされている「ガレージバンド」を足掛かりとして、現在の「音楽の作り方」を知り、自作曲を作り、「自分オリジナルの音楽」を具現化することを試みます。
◆A-2<実技>即興的ピアノ演奏のススメ~“和音”をめぐる鍵盤演奏の楽しみ~
10月 7日(土)16:00~17:30
10月21日(土)16:00~17:30
11月11日(土)16:00~17:30
受講料:全3回 14,850円(税込)
講師:渚 智佳
申込締切:9月19日(火)
♪ 本講座では、「楽譜がなくても即興的に鍵盤を自由に演奏できる」ことを目指し、伴奏付けや簡単な即興演奏を通して、鍵盤を和声的に弾きこなす感覚を養います。実演を交えてクラシック音楽における即興演奏の歴史を紐解きながら、和音の役割と重要性、その扱い方を解説していきます。実際にキーボードで様々な和声の配置を弾くことにより、響きの違いを指と耳で体感してみてください。メロディーへの伴奏付けでは、色々な音楽スタイルを表現するための多様な和音や伴奏形リズムなどの諸要素を体験し、バラエティーに富んだ伴奏付けを考えます。さらに、和音進行を軸とした即興演奏へと発展させていきます。“和音”を巧みに操る技によって、ピアノをより自由自在に弾ける楽しさを味わってみましょう。
◆B-1<座学>古楽四方山話1~3
10月13日(金)18:00~19:30
11月24日(金)18:00~19:30
12月 8日(金)18:00~19:30
受講料:全3回 9,900円(税込)
講師:鈴木 秀美
申込締切:9月25日(月)
♪ 『古楽』とは何か。何を指すのか、いつ頃始まったのか…。昨今一応の市民権を得たように思われる言葉はどういう意味で使われているか、その演奏はどう異なっているのか。古楽は今後どうなってゆくのか。資料の問題や楽器の話、録音等も交えながら3回に分けてお話する。
◆B-2<座学>分析によって得られる解釈からより深い表現へ「古典派の形式美と創造性」
10月16日(月)18:00~19:30
10月23日(月)18:00~19:30
10月30日(月)18:00~19:30
受講料:全3回 9,900円(税込)
講師:照屋 正樹
申込締切:9月27日(水)
♪ ピアノ学習者が必ず取り組むモーツァルトとベートーヴェンの様々な形式の楽曲を分析し、古典派の作曲家たちの形式美に則ったバランス感覚とオリジナリティーを発見します。
モーツァルトのソナタおよびベートーヴェンの初期のソナタを弾いた事がある、または現在練習中である方を対象としますが絶対条件ではありません。
下記分析予定の楽譜を用意して下さい。 (ただし第1回の10月16日のみ楽譜は不要です)
モーツァルト ピアノソナタ ハ長調 K.545
モーツァルト ロンド ニ長調 K.485
ベートーヴェン ピアノソナタ第1番 ヘ短調 op.2-1 第1楽章
ベートーヴェン ピアノソナタ第8番 ハ短調 op.13「悲愴」
◆B-3<座学>リズムを通して楽しむソルフェージュ
10月17日(火)18:00~19:30
10月24日(火)18:00~19:30
10月31日(火)18:00~19:30
受講料:全3回 9,900円(税込)
講師:荒尾 岳児
申込締切:9月27日(水)
♪ 「メロディー・リズム・ハーモニー」が音楽の3大要素だとよく言われます。そしてその中でも、リズムは最も強く音楽のキャラクターを決める力を持ち、聴く人に与える気分や感情にも非常に大きな影響を与える要素です。
また、リズムの特徴は音楽作品の作られる時代によっても大きく変化します。今回の講座では、手で打つ・読む・歌う等の方法で、色々なリズムの解釈や表現について学ぶことを通して、音楽をより深く体験することを目的とします。
受講者は各自、「音楽史からみた リズム・スタディ」(全音楽譜出版社、税込1,430円)をご用意ください。
◆A-3<実技>Finaleで楽譜制作~基本講座~
10月21日(土)13:30~15:00
11月 4日(土)13:30~15:00
11月11日(土)13:30~15:00
受講料:全3回 14,850円(税込)
講師:近藤 隆史
申込締切:10月2日(月)
♪ 楽譜制作ソフトのスタンダード「Finale」の基本講座です。
コンピューターでの楽譜制作について、お手本となる楽譜とFinaleで解説します。
初級や入門ではなく基本講座ですので、より一層Finaleを使いこなせるようになります。
Finaleユーザーを想定していますが、Finale初体験の方は、最初から基本を把握することで一気に習得できるでしょう。(Finale初体験でも、最低限のコンピューター操作スキルをお持ちであれば問題なく受講いただけます。)
以下について、なんとなくではなく、機能を理解した上で制作することで思い通りに楽譜制作することを目指し、また楽譜作成だけでなく音楽的活動での活用にまで視野を広げます。
・音符入力
・記号入力と記号作成
・レイアウト
・最終出力
・楽譜づくり以外の機能
※教室のFinaleを実際に操作する実習形式です。
◆B-4<座学>オペラに親しもう
11月17日(金) 18:00~19:30
11月24日(金) 18:00~19:30
12月 1日(金) 18:00~19:30
受講料:全3回 9,900円(税込)
講師:坂崎 則子
申込締切:10月30日(月)
♪ ヴェルデイの《椿姫》「乾杯の歌」やプッチーニの《蝶々夫人》「ある晴れた日に」は聞いたことがあるけれど、全曲聴くのは長くて大変そうです。歌劇と訳されているオペラですが、一体いつ頃からヨーロッパに出現したのでしょう。この講座はオペラを楽しみたいけれど、何となく敷居が高いと感じておられる方への3回の講座です。ホップ・ステップ・ジャンプでご一緒にオペラに近づいてみましょう。
お問い合わせ先:
社会連携部
Mail:shakaijin2☆tokyo-ondai.ac.jp
※メールアドレスの☆を@に変えて送信してください。