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第10回こどもの夢ひろば“ボレロ” に参加しました

第10回こどもの夢ひろば“ボレロ”
〜つながる・集まる・羽ばたく〜

2024年8月3日(土)、4日(日) 11:15、14:30(4回公演)
日立システムズホール仙台コンサートホール

 
 
【演奏曲目】
バッハ:管弦楽組曲第2番よりロンド、バディヌリー
バッハ:管弦楽組曲第3番よりエール
尾高惇忠:『春の岬に来て』より「子守唄」
ラヴェル:ボレロ
 
【出 演】
指 揮:広上 淳一
ピアノ:小山 実稚恵
ダンス:森本 めい
演 奏:スペシャルプレイヤーズ(オーディション選抜による子供たち)、こどもの夢ひろばスペシャル合唱、NHK仙台少年少女合唱隊、こどもの夢ひろばスペシャルオーケストラ

 


 

東日本大震災からの復興を願い、ピアニスト小山実稚恵さん(岩手県盛岡市出身)が企画する体験型イベント「こどもの夢ひろば“ボレロ”」が、今年で10回目を迎えました。
オーケストラはオーディションで選ばれた子供たちと、宮城教育大学交響楽団、NHK交響楽団(ヴァイオリンとフルート)、そして東京音大の学生で構成され、本学は特にボレロで活躍する弦楽器、ファゴット、サクソフォーン、トロンボーン、スネアドラムを担当しました。
 

どの演奏曲目も編曲版で演奏され、オーディションで選ばれた子供たちと小山さんによる連弾が入りました。
バッハの作品では、N響の首席フルート奏者神田寛明さんのすばらしいソロと、それに負けないくらいの子供たちの演奏を聴くことができました。
また、この音楽会ではお馴染みのレパートリーとなった尾高惇忠作曲の子守唄は、本学指揮研究員の五島友朗先生の指揮により、心が洗われるような児童合唱とオーケストラとの共演となりました。
メインのラヴェルのボレロは、物理が得意な中学生による指揮で、歌とダンス付き。ステージと客席が一体となって壮大にフィナーレを演出しました。
 

午前と午後の2回公演の間には、複数の学生MCがステージ上で楽しい楽器紹介を行いました。少人数オケのため、興味のある子供たちは、オーケストラ団員の間近かに座って楽器を観察できました。
 

将来の音楽家たちと10周年をお祝いでき、大変有意義なイベントでした。ステージや客席の子供たちの目がキラキラと輝いていたことが、深く印象に残っています。
大掛かりな準備をしてくださった関係者のみなさま、ありがとうございました。

 
 

(社会連携課)