2025年5月8日(木)、名誉教授称号授与式が行われました。称号が授与されたのは、村上隆先生。
村上先生は、桐朋学園大学音楽学部をご卒業され、本学には1976年に助手としてご入職、非常勤講師を経て1987年4月、専任講師にご昇任、その後准教授を経て2009年4月から2020年3月までの11年間にわたり教授職を務められました。
主としてピアノ「正科レッスン」の教鞭をとられ後進の育成に尽力されたほか、バッハ研究をライフワークとされ、『ピアノ教師バッハ』をはじめ多数の著作・論文を発表されるなど、研究者としても第一線で活躍されました。教務委員会委員、大学院博士課程委員会委員、付属音楽教室室長、およびピアノ部会主任教授の要職を歴任され、2025年3月のご退職までの間、通算49年の長きにわたり本学の教育・研究にご貢献をいただきました。
■村上隆名誉教授コメント
「東京音楽大学とのはじめのご縁は1974年の付属音楽教室での指導でした。その後約50年にわたり微力を尽くして参りました。この度は思いがけず称号授与をいただきありがとうございました。」
(広報課)