作曲指揮専攻 指揮 2021年卒業
「第14回グイド・カンテッリ国際指揮者コンクール」第2位を受賞
コンクールの本選では、自分を信じて音楽のことだけ考えました。結果は第2位。名前を呼ばれた時、うれしさよりも悔しさの方が強かったです。師匠の広上淳一先生から、コンクール出場に際して、本当に多くのご助言をいただきました。「ファイナルに残りました」とご連絡した所、とてもよろこんでくださり、そして「音楽のことだけ考えろ!」と。卒業してなお、敬愛する広上淳一先生からこのような教えをいただけることは何よりも励みになりましたし、自分が指揮者としてどう生きるのか、その覚悟を決めることができました。東京音楽大学で広上淳一先生をはじめ、諸先生方からいただいた教えがなければ、今の自分は存在しません。
今回のコンクールは背水の陣で臨みました。神奈川フィルの副指揮者としての任期を終え、フリーの指揮者として歩みはじめる中で、多くのことを考え直しました。審査員の先生方から、「君の中の音楽はトップレベル。君のような若い指揮者で、R.シュトラウスをあのように指揮できる人は多くない。もっと自分を信じなさい、そしてそれをもっと発信しなさい。」と評価いただいたことは率直にうれしかったです。自分が音楽だと信じて、命を削って取り組んできたことが評価いただいたことは、何よりも自信につながりました。
音楽家として生きる覚悟をもち、一つひとつの舞台に全身全霊で向き合い、さらに精進いたします。
最後になりますが、これまで支え、導き、応援してくださったすべての皆さまに、この場をお借りして心より感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。
(広上淳一先生、田代俊文先生、増井信貴先生、三原明人先生、米津俊広先生、下野竜也先生に師事)
(総務広報課)