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第38回東京音楽大学提携シリーズ 北本市文化センターロビーコンサート

第38回東京音楽大学提携シリーズ
北本市文化センターロビーコンサート

 

2020年1月22日
北本市文化センター ホールロビー

 
 

埼玉県の北本市文化センター主催、本学学生が出演する恒例のロビーコンサートが文化センターホールロビーにて1月22日の昼下がりに行われました。
代わる代わるのテーマで年間4回ほど開催される当コンサートは前市長時代にはじまり、すでに10年以上続いています。

 

「天井が吹き抜けになっていてよく響く会場です。毎月いろんなジャンルの催しを企画していますが、東京音楽大学の演奏会はすっかり定着していて、毎回100名ほどのお客様でにぎわっています」
(北本市文化センター事業部長浅野岳人さん)

 

今年度最後の演奏会を飾ったのは打楽器アンサンブル。特殊な楽器が多く、サイズも大きい打楽器は運搬するだけでも一苦労。
出演学生が早朝から池袋キャンパスに集まり、打楽器の分解・積送を行っているそうです。

 

開場時刻前にはすでに列ができていましたが、開演時間間近になってからも続々とお客様が入り、満場の中演奏がスタート。
「打楽器のそれぞれの音が三位一体に聴こえたら成功」と前半プログラムの司会も務めた上野美菜さん(3年)。
演奏の合間に愉快なトークで会場を盛り上げつつ、流れるようにプログラムが進みました。聴いたことがない曲でも、なぜか耳に馴染んでしまう、打楽器から紡ぎ出される軽快な音色に会場のみなさんは食い入るように鑑賞していました。

 

「隣接の図書館によく来ていて、そこでポスターを見て今日来ました。大学生の娘が吹奏楽をやっていて、打楽器というところに興味を持ちました。娘は学校で来られないのですが、後で感想を聞かせてあげたいと思います」
(50代女性)

 

「はじめて来ました。演歌が好きでクラシックは接したことがないのですが、市の広報誌を見て、トルコ行進曲を聞いてみたいと思って今日来ました」
(70代男性)

 

応援に駆け付けた上野美菜さんのお母様にも感想をお聞きしました。
「こうして地域の方々に聴いていただけて、感激しました。マリンバの音程に癒されます。打楽器は知らない曲でも違和感なく、幅広い年齢層の方に楽しんでいただけます。オーケストラではいつも後ろの方にいる楽器で単体での演奏会はそれほど多くないので、このような機会はとてもうれしいです」

 

 

 

【出演学生】左から北條歩夢さん(3年)、富田康太郎さん(2年)、上野美菜さん(3年)

 
 

【演奏曲目】

 

第1部
I.トレヴィノ作曲キャッチングシャドウ
N.J.ジヴコヴィッチ作曲トリオパーウノ
B.ウィーラン作曲/野口道子編曲リバーダンス

 

第2部
C.サン=サーンス作曲/菅原淳編曲組曲「動物の謝肉祭」より白鳥
W.A.モーツァルト作曲/北條歩夢編曲トルコ行進曲
R.ラヴランド作曲/北條歩夢編曲Youraisemeup
北條歩夢編曲昭和名曲メドレーVol.2

 
 

(広報課)

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