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舟越末さん シカゴ交響楽団 ヴァイオリン奏者

舟越 末さん
[シカゴ交響楽団 ヴァイオリン奏者/ヴァイオリン 1994年大学卒業]

 
具体的な目標をもち、積極的に海外を知る。
 

海外のオーケストラでは、自分の音楽に対する考えを躊躇なく積極的に主張することが求められます。私が在籍しているシカゴ交響楽団では、演奏者一人ひとりの個性を激しくぶつけ合いながら演奏を形作っていきます。現在の指揮者リッカルド・ムーティ氏も、「言われるまま、言われるのを待っているような演奏家には魅力が感じられない」「常に何か表現してほしい」と日頃から言っています。
音楽家を目指す方には、自分が「どんな音楽家になりたいのか」「なぜ音楽家になりたいのか」、じっくり考えてほしいです。そして学生の頃から、チャンスを逃さず積極的に海外に行き、たくさんの人に会っていろいろな文化に触れてほしい。英語ができなくとも躊躇せず臨めば、必ずなんとかなるものです。挑戦と失敗を繰り返しながら、自分のやり方を見つけることがとても大事だと思います。