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【在学生メッセージ】声楽専攻 松浦宗梧さん3年(声楽演奏家コース)を掲載しました

 ■ 松浦宗梧/声楽専攻3年(声楽演奏家コース)

(福島県立福島高等学校卒業)

  

2020年秋の来校型オープンキャンパスで声楽専攻を代表して専攻PRをしてくれたのは、声楽演奏家コース3年の松浦宗梧さん。テューバを吹いていたが浪人から歌の道へ。TCMホールに響き渡る松浦さんの透明感のある歌声に当時広報課にいたおじさまも絶賛。「楽しみを見つけるのは一種の才能だと思う」と話す松浦さんにこれまでの学生生活について詳しく聞きました。

 
音楽をはじめたきっかけを教えてください。
 

もともと音楽が好きな子どもで、母が家で弾くピアノが大好きでした。音楽のかかっているスーパーなどの前をとおると、その音楽を聴くためだけにお店に入るのをせがんだりしていたそうです。さかなさかなさかな~~♪そんなわけで、ヤマハ音楽教室に入りました。
 

知っています、その曲!ノリのいい曲ですよね。私も口ずさみながら買い物していました。1フレーズが終わるまでレジに進めなくて。。。小中高はどんな様子でしたか?
 

小中学校は吹奏楽部だったので放課後は大体部活でした。休みの時は友だちとチャリンコで走りまわったり、逃走中(鬼ごっこ)、バンドの練習、ゲームなどをして遊んでいましたね。中学では生徒会の活動にも精を出していました。
高校は普通科でしたが、合唱部に入りいろいろな曲に取り組んでいく中で「歌」に目覚めていったんです。合唱部のほかにも福島テレビのFTVジュニアオーケストでテューバを吹いていました。思い返せば音楽に没頭している毎日でしたね。声楽を本格的に習いはじめたのは高校を卒業してすぐ後に師匠の菅野宏昭先生と出会ってからでした。

 

それで東京音大を目指すように?
 

はい。師匠が東京音大で教えていらっしゃったこと。そして舞台に立って演奏するということをより深く学べる環境がこの大学にあると考えたこと。これが東京音大への進学を決めた大きな理由でした。
 

今3年生ですが、これまでの印象的な思い出を教えてください。
 

出会った仲間たちと一緒に自分たちで企画して演奏したりしたことですね。その記憶はずっと残るであろう宝物です。オペラサークルの公演、男声アンサンブル、ACTプロジェクト企画のコンサート、老人ホーム訪問、友だちの住む寮の寮祭、ライブハウス、サロンコンサート、コンクール、ソロリサイタル、混声合唱、教職ブラス……。学外の友人との合唱団の活動も刺激的です。自分と似たもの、また違うものをもっている人、いろいろいますが、人と一緒に音楽をやるのは楽しいです。
 

 

 

 

学生が企画・運営するACTプロジェクトの「すがもベテランクラブ 芸術の秋を楽しむコンサート 2019」でフィナーレを飾ったのが松浦さんの歌でしたね。会場いっぱいを埋め尽くす観客から盛大な拍手を贈られてみなさんうれしそうでしたね。
広報課も取材させてもらいました。(ご興味のある方は、レポートはこちら)
ところで苦労して学んだことは?

 

これもたくさんあります。楽しさを見い出しながら学ぶこと。体調管理、金銭管理。心豊かに生活すること。僕は未熟な人間なので、音楽というより生き方について考えることも多いです。人間関係の重要さも感じます。合う人も合わない人も、円滑なコミュニケーションとそこから生まれる信頼はすべて音楽につながってきます。労働の責任、遊ぶことの大切さ、恋愛のすばらしさと難しさ、恋愛に関わらず人を愛すること。みんながいるから生きていけます。そういうことへの感謝など。

 

授業やレッスンはどうですか?
 

オペラの重唱を勉強する特別実習では毎回が勝負です。声、言葉、音楽、姿勢、目つき、足さばき、手の伸ばし方ひとつをとっても先生方の指摘はいつも痛いところを突いてきます。自分の殻をどれだけ破れるか、前回学んだことをどれだけ自分のものにできるかという緊張感が伴います。その分学ぶことも多く、楽しいです。クラスの仲間からも刺激を受けています。語学と歌曲の授業も楽しいです。
 

先生に言われた言葉で印象的だったのは?
 

「歌うことはしゃべることだ」「指揮者と奏者は従属関係じゃない」「目で歌う」「モーツァルトの音楽は皮肉」「息で遊ぶ」「好きな食べ物は?」「人間って矛盾のなかで生きてる」「言葉では嫌い嫌い言ってるけど、追っかけてる」「死は救いなんだよね」「たぬきたぬきたぬき」「ンパパパパパパ」

 
意味深ですね。ところで東京音大の魅力はなんだと思いますか?
 

僕が普段関わる声楽や指揮、ピアニスト、コレペティトール、演出などすばらしい先生方がたくさんいらっしゃること。教職課程管弦楽・吹奏楽も魅力です。専攻外の人と合奏ができて、合宿や演奏会をとおして友だちもたくさんつくれます。年末にプロのオーケストラと第九の合唱共演ができること。かなり設備の整った録音スタジオではコンクールに提出する音源制作でお世話になりました。こんな風に、東京音大ならではの魅力はたくさんあります。
 

ありがとうございます。最後に後輩たちへメッセージをお願いします。
 

大学生になって、人生におけるチャンスが確実に減ってきていることを感じています。人生は短いんです。歌いたい曲を歌い、学びたいことを学び、会いたい人に会える時間には限りがあります。だからこそ、大人になりかけている僕たちの今しかないこの感性を大事に、興味のあることにどんどんチャレンジしていきましょう。いろんなことが見えてくるはずです。きっと楽しいですよ。

 
歌声同様、ステップしたくなるような明るい気分にさせられるメッセージをありがとうございました。これからもがんばってください。2020年秋のオープンキャンパスで専攻PRした松浦さんの動画を3月10日までこちらからご視聴いただけます。演奏を2曲披露しています。どうぞお聴きください。
 

動画視聴の申し込みフォームはこちら⇒ https://www.tokyo-ondai.ac.jp/contact/201025oc_movie_vocal