2026.06.12
第1ヴァイオリン : 佐々木 大芽さん(2017年大学卒業)
第2ヴァイオリン : 三田 悠さん(2018年大学卒業)
ヴィオラ : ジリャン・シーさん(ザルツブルク・モーツァルテウム音楽大学卒業)
チェロ : 坂井 武尊さん(2018年大学卒業)
「第12回大阪国際室内楽コンクール 」第1部門(弦楽四重奏)でクァルテット浬が第3位を受賞
この度、第12回大阪国際室内楽コンクールにて第3位およびアンバサダー特別賞を受賞いたしましたこと、大変光栄に思います。弦楽四重奏のためのコンクールとして、世界最主要のひとつに数えられる同大会にて、クァルテット浬の音楽を評価していただけことは私たちにとって非常に大きな励みとなりました。世界中から第一線の若手団体が参加し、非常にハイレベルな大会でしたが、日本出身のカルテットとして、私たちが学び育った地で入賞を収められましたことに、望外なよろこびを感じております。
バンフやバード・テルツなどの国際コンクールに続いて、北米、ヨーロッパ、そして今回アジアでの入賞を達成することができました。
私たちクァルテット浬は、東京音楽大学付属高校の仲間で、東京音楽大学在学中に結成されました。
カルテットとして夢を追いかけ、この数年はヨーロッパを拠点に研鑽を積んでまいりましたが、このような形で日本に戻ってくることができ、またコンクールを通して私たちの演奏をたくさんの人に聴いていただくことができました。
東京音大っ子の私たちの旅が終わることはありません!
弦楽四重奏の深い世界で、私たちだけの音を求めてさらなる航海を続けてまいります。
日頃から支えてくださる皆さまにあらためて心より感謝申し上げます。
今後も初心を忘れずに研鑽を続けてまいりますので、引き続き温かいご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
また今回コンクールの審査員を務めた野平一郎学長よりお祝いのコメントが寄せられました。
私は今回の大阪国際コンクールの審査員だったので、クァルテット浬の演奏を第1日からずっと楽しんでいました。同僚の審査員スン・ウォン・ヤンさんに「これはあなたの音大では」と言われ、はじめてファイナルの時だったかプログラムのプロフィールに「東京音楽大学時代に結成」の文字を発見し、びっくりした次第だった。
このコンクールは対応しなければならないレパートリーがやたら広い。さらに新作を初演しなくてはならない。あらゆる時代の作品に対する適応力が求められる。そのすべてを最も安定感をもって高い水準でクリアしていたのが、浬だったと思います。第1ヴァイオリンの佐々木さんが主導しながらまとまって行くカルテットかなと、第1日のハイドンを聴いた時に感じていましたが、ラウンドを経るごとに次第に4人のまとまりが自然に感じられ、ファイナルのベートーヴェンは実に見事だった。受賞者演奏会における酒井さんの新作カルテットも独特の解釈を見せ、とても楽しめました。
まさに国際的なカルテットの誕生、今後のご活躍を、心からお祈りしています。
(総務広報課)