1年次必修の英会話の授業です。先生はネイティブ・スピーカーで、学生は4人1組になります。週に2回行われるので、実践的な英会話力が身につきます。
2年次から履修できるリベラルアーツ科目(条件を満たせば1年生後期から可能の場合もあり)はMLAを大きく特色づける科目群です。様々な分野で教養を身につけることができます。授業は基本的に英語で行われ、授業で調べたことを発表することでプレゼンテーション能力も身につきます。2023年度は以下のような多様な科目が開講されました。学生はこの中から自由に選択して履修することができます。
リベラルアーツ科目の1つである「日本の音楽と文化」の授業では、雅楽、能、歌舞伎など日本の伝統音楽について英語で学び、日本の“音”とは何なのか、現代社会における伝統文化の役割とは、などについて考えます。
2024年度から東京大学先端科学技術研究センターと東京音楽大学ミュージック・リベラルアーツ専攻が協力し、学際融合研究の推進に資することを目的とし、価値創造を目指して活動を展開します。講座はサロン形式となっており、最終目標として東京大学における特別企画(コンサートなど)を開催します。
ミュージック・リベラルアーツでは、実技もしっかり学びますが、最終的に英語で卒業論文を書くことも大きな目標です。音楽に限らず様々なテーマを選び、文献調査、フィールドワーク、アンケート調査、インタビュー調査などを行います。得られたデータや情報をしっかり構築された論文の形式にまとめることは、将来どの分野に進んでも役立つ能力となるでしょう。