ディプロマポリシー
現代の作曲家に求められる専門知識と作曲技術を身に付け、独創的な芸術作品が作り出せること。
情報化社会で通用する高度なコミュニケーション能力を携え、コンピューターを始めとする最新のツールを駆使することができること。
創造人として自立できる個性を持ち、音楽やその他の様々な芸術分野で活動できる人材であること。
カリキュラムポリシー
カリキュラムの目的
- 古典から現代に至る作曲技法を学びます。
- 学年毎に様々な編成の楽曲を創作することで、確実な創作能力の向上を図ります。
- 自作品の演奏体験の機会を持つことで、演奏家との関係を学び、社会性を身に付けながら、将来に向けて豊かな人間性を育みます。
- 現代の多様なジャンルの音楽に対応できる創作力を育みます。
- 以上を重点に、作曲家、また音楽を生かして自立できる人材の育成を目指します。
カリキュラムの構成
- 週1回の個人レッスンは、学生が担当教員を毎年度自由に選択できるシステムになっています。3、4年次においては、学生の希望により、複数の教員による定期レッスンを受けることができます。
- 定期レッスンだけでなく、志向する音楽のジャンルにより、他の教員のレッスンも自由に受けることができる環境が整っています。
- 作曲能力の向上に加えて、より一層の個性の伸長を図るため、日本及びアジアを始めとする世界の諸民族の伝統的な音楽・文化への関心を持ち、創作に関わる様々な分野にも視野を広げるような指導が行われています。
- 1年次は管弦楽法、対位法を通して古典から近代までの基礎的な作曲能力を獲得し、2年次は管弦楽法により20世紀以降の作曲技法と作品の分析能力を高めます。
- 3年次にはコンピューター音楽やマルチメディア演習をとおして、テクノロジーを活用した作曲能力を修得できます。また、より幅広いジャンルの作・編曲技術を修得するために吹奏楽法を開講しています。
- 4年次には総合的な作曲技法(管弦楽、声楽作品を含む)の修得を目指します。
- 海外招聘音楽家の公開講座により、国際的な視野を得る機会も準備されています。
アドミッションポリシー
様々な芸術に対して興味を持ち、将来的に個性ある発信ができる人材を求めます。和声学の知識、及び楽曲制作のための技術と様式感を備えていることが必要です。