ディプロマポリシー
様々な音楽シーンに必要とされる指揮の高度な技術力と、感性豊かな表現力を修得していること。
楽器や声に関する幅広い知識と、それらの演奏技術に関する基礎的知識を持っていること。
完成度の高い演奏を目指す強い信念を有し、どんな状況の中でも自己を失わず、柔軟かつ冷静に対処できる判断力を持っていること。
創造力に満ちたリーダーとなる努力が続けられること。
カリキュラムポリシー
カリキュラムの目的
- 指揮者として、多くの人々とともにより多彩、より深遠、より豊潤な感動を実現するために、高度の専門知識と技能を持ち、深い教養に裏付けられた人格を磨きます。
- 技能の巧みさや音響的感動を追い求めるだけではなく、それぞれの作品が人の心に何をもたらすべく書かれたかを理解し、それを実現するための表現力の獲得を目指します。
カリキュラムの構成
- 週1回の個人レッスンでは、基礎的な指揮技術と知識を体系的に修得します。
- 指揮を学ぶすべての学生、教員が参加する合同レッスンでは、学生有志オーケストラの協力を得て、実践的な指揮の体験を積みます。ここには、指揮の教員に加えて、特別アドヴァイザーとしてプロフェッショナル・オーケストラの楽員も参加し、多角的な助言を行います。なお、合同レッスンは他専攻の学生にも公開されています。
- 楽曲内容の深い理解を目的として、音楽理論、楽曲分析、スコアリーディング等の指導が行われます。
- 指揮活動の基礎として、複数の楽器のレッスンを受けることができます。
- 6月と12月にはオーケストラ実習(実技試験を含む)を実施します。
- 上記のカリキュラムによって、多彩な表現力と強い説得力を基盤とした豊富なレパートリーを築いていけるように指導します。
アドミッションポリシー
指揮者としての将来像を明確に描き、リーダーとして活躍できるように努力する覚悟を持っている人材を求めます。そのために、高いレベルの音楽基礎能力と、コミュニケーション能力が必要です。