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教育方針 声楽芸術

教育方針

Educational policy
3つのポリシー

ディプロマポリシー

「声」についての専門技術を体系的に修得し、高い音楽性と表現力により各自の特性を活かしたレパートリーを持っていること。多くの人に共感を持って受け入れられる演奏を目指せる者であること。また、他者と共に活動できる協調性や社会性を併せ持つ、人間性豊かな者であること。


カリキュラムポリシー

カリキュラムの目的

  • 世界でたった1つの自分の声を「楽器」として育て上げるために、基礎的な発声法などを学びます。
  • 数々の作品を手掛けることで、高い音楽性や表現力を養います。
  • 他者と協調して1つの目標に向かう経験を通じて、社会性も身に付けながら、豊かな人間性を育みます。
  • 上記を通して、様々な音楽分野で活躍できる人材の育成を目指します。

カリキュラムの構成

  • 週1回の個人レッスンでは、より良い発声と発音を核とする基礎的な専門技術と知識を体型的に修得します。また、楽曲の内容を深く理解し表現できるよう、一人ひとりの個性を尊重しながら才能を伸ばす指導が行われています。
  • 1年次の「舞台基礎入門」の授業では、演習を通して2年次以降の様々な授業につながる舞台演奏表現の概要を学びます。
  • 3年次には日本歌曲を演奏する場が設けられています。
  • 2、3、4年次では選択科目に「オペラ実習」や「歌曲・重唱」(独、仏)の授業が用意され、学生各自の声の特性に合わせた選択ができるように配慮されています。
  • 合唱は4年間必修で、個人では得られないアンサンブル能力や協調性などを身に付けます。学外のオーケストラとの共演では、より大きな編成の演奏も体験します。
  • 国内外招聘音楽家等の公開レッスンや個人レッスン、公開講座等の実施により多角的に学ぶ機会も準備されています。
  • 外国語科目は声楽を学ぶ上で重要であり、他専攻よりも多く履修することが必要です。また、その国の文化についての理解を深めるための特別授業も編成されています。
  • 定期実技試験で優れた成績を修めた場合は、声楽特別演奏家コースとして、「特別実習」を履修することができます。
  • 「特別実習(声楽特別演奏家コースのみ)」では、声楽家、指揮者、演出家などが参加する経験豊かな指導陣によって、実践的な授業が展開されます。オペラのみならず、舞台での表現に必要な様々な要素を学ぶ機会があり、その研究結果を発表する場が設けられています。

アドミッションポリシー(声楽芸術コース)

音楽~歌~を愛し、演奏家、教育者などを目指して学ぶための資質を有し、熱意を持って努力し続けることのできる人材を求めます。また国際的にも活躍できる実力を持った音楽家の育成を目指すという観点から、その学習のためのより高い資質、より強い意欲が必要です。
声を楽器として創り上げるために、基礎的な歌唱力、語学力が必要です。また、周囲との協調性や社会性も身に付け、豊かな人間性を育むために、広い視野を持って学ぶ姿勢が望まれます。