呼吸法から発声、歌唱法、体の使い方まで、舞台表現に関わるすべてを学べる授業です。クラシックバレエ講師による授業や演技など多岐にわたるプログラムを用意。歌唱技術だけでなく、舞台上で求められる“表現者”としてのスキルを身につけます。各学期末に開催される試演会では、グループでひとつの作品を仕上げて発表します。
大学院からオペラ実習を開始する学校も多い中、本学では学部から本格的にオペラの実践を学べる点が最大の特色です。2年次から本番を想定した舞台に立ち、演技や発声、演出を総合的に学びます。各クラスに声楽・指揮・演出・発音指導・伴奏ピアニストが指導者として入り、徹底的にサポート。ミュージカルナンバーも取り入れ、幅広い表現力を養います。少人数制の充実した指導体制のもと、実践経験を積みながら力を磨きます。
さらに、3、4年次が対象の「オペラ実習2&3」には、助演としてプロフェッショナルとして活躍している男声歌手の先生も加わって、現役学生と組んで訓練を重ねます。
1年次と2~4年次の「声楽芸術コース」は週1回50分間、「声楽特別演奏家コース」は週1回60分間のレッスンがあります。個人レッスンで、学生一人ひとりのレベルや希望に応じた曲を指導教員と相談しながら選択し、研鑽を積んでいきます。