もっと知りたい!
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- 音楽文化教育専攻に進むためには、高校時代にどのような知識や技術を修得しておく必要があるでしょう?
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A.入試では小論文と口述試問が重視されます。音楽についてどのような関心をもっているのか、大学でどういうことを学びたいのかについて、自分の考えをまとめておいてください。また、大学入学後に実技科目を選択しないことも可能ですが、音楽について論ずる際に必要な能力として、以下の①と②を入試で課しています。
①任意の楽器の実技演奏(ピアノ以外の楽器を選択した場合には、加えてピアノの自由曲を1曲)
②高等学校「音楽Ⅰ」の教科書の内容相当の基礎的な音の読み取りや書き取りについての考査。(2025年度入試については、この専攻で課している「音楽基礎」の試験を受けてください。2026年度入試以降は、本大学の入試に共通の「楽典」「聴音」「新曲視唱」からの選択制になります。)
- 主な就職先を教えてください。
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A.卒業生には「音楽を生み出す」「音楽を届ける」「音楽を教える」「音楽を共有する」といった仕事を通して社会に貢献してもらいたいと思っています。この4つは実は明確な分業ではなく、互いに柔軟に連関しているため、複数の分野にまたがって仕事をクリエイトしている卒業生も多く見られます。具体的な職業としては、音楽科教諭(小・中・高)、音楽指導者(音楽教室所属/個人経営)、音楽関連企業、行政や一般企業の文化事業担当部署、ホールなどの文化施設やオーケストラ事務局などの芸術団体、フリーランスではジュニアオーケストラや合唱団の指導者、福祉施設などでの音楽活動の実践者などが挙げられます。
- 将来、教員になろうか迷っています。
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A..教員を目指す人、教員以外の将来像をもっている人、そしてもちろん決めていない人にも対応する幅広いカリキュラムが特長です。全専攻対象の教職課程を履修すれば、中学校・高校の音楽科の教員免許が取得できるほか、本専攻独自の授業科目で部活などの課外活動や学校外の地域の活動の指導者として役立つスキルや知識を学べます。
- 音楽文化教育専攻はどのような人に向いていますか?
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A.これまで音楽(楽器など)を続けてきたが、実技だけに絞らず大学で幅広く学びたい人。これまで音楽(楽器など)を続けてきて音楽が好きだけれども、それがどう将来に結びつくのかがわからず迷っている人。クラシック音楽のみならず多様なジャンルの音楽に興味がある人。音楽とテクノロジーとの関係、音楽とコミュニティとの関係など、現代社会の中での音楽について考えてみたい人。このような方々に向いている専攻です。