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【在学生メッセージ】ミュージック・リベラルアーツ専攻 加藤優花さん4年(ピアノ)

 ■ 加藤優花/ミュージック・リベラルアーツ専攻4年(ピアノ)

(雙葉高等学校卒業)

  

視野を広げるチャンス
 

最初は器楽専攻のピアノを受ける予定でしたが、MLA専攻が開設された年だったこともあり、MLAの先生方から実技の先生経由でお勧めしていただきました。ピアノ実技の水準は器楽専攻と同等でありながら、幅広くさまざまな教養科目を学べる点が、自分の視野を広げるチャンスだと考えました。

 

音楽にあふれた刺激的な毎日
 

私は普通科高校からの進学だったので、音楽にあふれた環境が刺激的でした。MLAには勉強熱心でまじめな人が多く、刺激を受けやすい環境です。課題が大変な時も励ましあえます。
好きな授業は、MLAの科目では「音楽心理学」です。演奏とはまた違った角度で音楽を見ることができ、おもしろかったです。
音楽系の科目では、「伴奏実技演習」と「伴奏法」。普段はソロの勉強ばかりになりがちですが、プロの方がソリストになってくださって、室内楽や声楽のさまざまな曲を知ったり、アンサンブルを演奏する時に気をつけることを学ぶことができて視野が広がりました。
「和声」の授業も好きです。音大に進学してから理論的なことを勉強するようになって、曲の理解への助けになっています。
また、私の門下では、3年生は先生の伴奏でピアノコンチェルトを弾き、夏期合宿もあります。みんなで半年ほどかけて大曲に挑戦したことが特に思い出に残っています。

 

4年間をとおして音楽の楽しさや奥深さをより感じられるように
 

高校以前はピアノ教室のレッスンに通うだけでしたが、大学では実技レッスンだけでなく、授業などをとおして音楽を学ぶ違う分野の友人と交流をもてたことで、多角的な面から自分を高めることができたのではないかと思います。

大学4年間をとおして、自分が演奏する曲だけではなく、友人が弾く曲など、たくさんの音楽を知り、音楽の楽しさや奥深さをより感じることができました。伴奏やアンサンブルでは、他の楽器の人と息を合わせる楽しさや難しさを感じることができました。試験やオーディションなど本番経験を多く積むことができたおかげで、緊張との向き合い方も高校以前より上手になったと思います。

卒業後は金融業界に就職が決まりましたが、就職してもピアノは続け、多くの曲を学び、深めていきたいと思っています。

 

これから受験を考えている皆さんへ
 

試験に緊張はつきものですが、今までの自分の練習を信じてがんばってください。私は4年生なので一緒に勉強することはできませんが、MLA1期生として陰ながら応援しています。