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【コンクール受賞者インタビューシリーズ】第13回 宮里倫史さんを掲載しました

宮里 倫史さん

(大学院修士課程2021年修了 東京藝術大学卒業 愛知県立明和高等学校音楽科卒業)

2020年度第19回東京音楽大学コンクール ピアノ部門第1位

 

~東京音楽大学コンクールは質の高い舞台経験のできるコンクール~

 

 

― コンクールに挑もうと思ったきっかけは?

 

コロナ禍で演奏できる機会が少ない中、東京音楽大学コンクールはできて2年目の中目黒・代官山キャンパスのホールで演奏することができる上、著名な審査員の先生方に演奏を講評していただける貴重な機会になると考え、受けることを決めました。

 

― 指導教員からどんなアドヴァイスをいただきましたか?

 

演奏の質を高めるためのご指導はもちろんですが、本番との向き合い方を含めた心理的な課題にも助言をくださり、それを解決するための環境づくりの重要性を強く感じました。
本番までに、レッスンで指摘された問題を重点的に、一つひとつ解決していきながら、「自分の演奏を明確に改善しよう」ということを意識して練習するようにしました。

 

― 特に苦労したことは?

 

バッハからバルトークまで時代様式をふまえながら、各作品の魅力をそれぞれ明確に表現することを目標に掲げていたのですが、多彩な音色を適切に選択して演奏することは、とりわけ自分にとって難しく、これからも改善していきたいと思う点です。

 

― 練習以外で気をつけたことは?

 

あまり特別なことはせずに、できるだけ平常心で、いつもどおりに過ごすことを心がけていました。本番時に体力が尽きたりしないよう体調と練習の塩梅にも注意しました。

 

― 1位を受賞した瞬間、どんな気持ちでしたか?

 

指導してくださった先生方や応援してくれている家族に、少しでもいい報告ができればと思っていたので、うれしかったです。

 

― 振り返って、東京音楽大学コンクールはどのようなコンクールでしたか?

 

予選、本選ともに環境のよい会場で演奏できたこと、特に本選ではしっかりとしたプログラムが課題だったので、質の高い舞台経験のできるコンクールだと感じています。

 

― 新しくできた目標があれば教えてください。

 

予選、本選ともに、自分の演奏にまだまだ納得のいかない部分がたくさんありました。理想的な表現をできる限り具体的に想像して、それを実現できるように、技術的な面に加えて、広範な知識、そして心理的にももっと成長していかなければとあらためて思いました。

 

― ところで東京音大に進学した理由を教えてください。

 

川島基先生のもとで学びたかったこと。そして大学の施設が充実していることが魅力的に感じました。
数多くのレッスンをとおして自分の演奏の問題点を非常にわかりやすく、根気強く指導してくださり、骨身を惜しまず音楽のもつ魅力と音楽表現の奥深さを教えていただきました。大学院「器楽特殊研究」等の授業でも第一線でご活躍なさっている先生方にご指導いただけるので、技術面はもちろんのこと、先生方の音楽に対する向き合い方を直接知ることができて大変勉強になりました。

 

― 今後の抱負について

 

聴いてくださる方に、作品の魅力をどういう場合でも伝えることのできる演奏家を目指しています。そして自分の活動をとおして、社会に貢献できるよう勉強を続けていきたいです。

 

― 最後に後輩たちにひと言お願いします。

 

大変なこともいろいろあると思いますが、身体的にも精神的にも、体調には本当に気をつけて、それぞれの理想に近づいていけるようがんばってください。

 

 
 

―ありがとうございました。

 
 

(広報課)